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研修の実施実態・Z世代が求める研修内容を調査|オンライン研修を活用する企業が約6割

2023.12.19

株式会社ライトワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役:江口夏郎)は「新入社員研修」に関する調査を実施。研修の実施にかかわる人事担当者約220名と、近年の新入社員研修受講者約440名の双方にアンケートを行い、研修の実施実態やZ世代の新入社員の満足度が高い研修形式、求めているカリキュラムなどを明らかにした。

調査結果詳細はこちら

人事担当者への回答
新入社員研修の実施形式は「対面形式とオンライン形式のハイブリッドで実施(33.3%)」との回答が最多となり、オンライン形式のみで実施という回答も一定数みられた。

新人社員研修を実施するうえで最も重視する目的として、仕事をする上で必要なスキルを身に付けること(「ビジネスパーソンとして必要な知識・ソフトスキルの習得(29.4%)」「業務に必要な知識・ハードスキルの習得(27.4%)」)に次いで「新入社員の定着、エンゲージメントの向上(14.9%)」が挙げられている。

新入社員研修受講者の回答

新入社員研修受講者の回答

研修の満足度は「eラーニング(大変満足25.9%、やや満足44.8%)」が最も高い結果となった。「オンラインでの講義型研修(不満11.0%、やや不満0.7%)」は「対面での講義型研修(不満4.0%、やや不満3.1%)」に比べて低い満足度の回答が多くなっている。

研修で学べて良かった内容としては「基本的なビジネスマナー」「自社の社員としての/ビジネスパーソンとしてのマインドセット」に回答が多く集まった。反対にもっと学びたかった内容としては「パソコンスキル」「プレゼンテーション能力」などの実務スキルが挙げられている。

調査概要

■人事担当者への調査
調査対象:現在「人事・採用・人材開発」職種としてお勤めの男女
調査期間:2023年10月26日~10月29日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:223件(男性:92件、女性:131件)
実施機関:株式会社ライトワークス

■近年の研修受講者への調査
調査対象:高等学校・専門学校・短期大学・大学・大学院を卒業し、新入社員研修が実施されている民間企業へ就職した本年22歳~24歳の男女
調査期間:2023年10月23日~10月24日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:442件(男性:221件、女性:221件)
実施機関:株式会社ライトワークス

まとめ

調査の結果、2024年度以降も約6割がオンライン形式での研修を継続するとしており、これからの新入社員研修は「対面とオンラインのハイブリッド形式」など、オンライン形式での実施が一般化することが予想される。そうした中で受講者の満足度が最も高かったのはeラーニングとなった。オフィスのミカタではeラーニングの導入メリットやサポートツールの選び方などを解説している。併せて参考にしていただきたい。

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