掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

経営者の86.5%が「契約時に営業マンのタイプを考慮する」経営者のMBTI傾向に関する調査

2024.01.22

株式会社リンクアンドパートナーズは、MBTI診断テストを受けたことのある企業の経営者408名を対象に「経営者のMBTI傾向に関する調査」を実施。調査結果についてまとめたレポートを公開した。

本調査レポート資料のダウンロードはこちら

調査実施の背景

個々の性格を16の異なるカテゴリーに分類する心理学的ツール「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)診断」※は日本中で流行り、既に診断テストを受けた方も多いことだろう。この診断は、個人の思考、感情、行動の傾向を把握するのに有効な手段とされている。

また、ビジネスの世界においても、この診断がどのようにして活用されているのかが注目されている。経営者の中でも占める割合の多いMBTIタイプや経営者がどのようなタイプの営業マンを好む傾向にあるかを知ることは、営業戦略を策定する上で指針のひとつとなり得るだろう。

そこで同社は今回、MBTI診断テストを受けたことのある企業の経営者408名を対象に「経営者のMBTI傾向に関する調査」を実施した。

※一般にMBTIと16typeは異なる概念とされているが、この文脈では便宜上「MBTI」という表記を使用。ただし、実際に言及しているのは16typeの特性に関する内容。

参考:NERIS Type Explorer16Personalities無料性格診断テスト

経営者のMBTIタイプは「起業家(ESTP)」が13.7%で最多に

経営者のMBTIタイプは「起業家(ESTP)」が13.7%で最多に

同社は「Q1:あなたのMBTIタイプを教えてください」と質問した結果、上位から「起業家(ESTP)」が13.7%、次いで「指揮官(ENTJ)」が12.3%「管理者(ISTJ)」が11.5%という回答になったことを明らかにした。

また、Q1の回答結果を4つの次元に分類したところ「外向的:内向的=59%:41%」「感覚的:直感的=54%:46%」「思考的:感情的=63%:37%」「規律性:自由性=52%:48%」という結果になったと報告している。

8割以上の経営者がMBTIをビジネス上で活用

8割以上の経営者がMBTIをビジネス上で活用

続いて同社は「Q2:MBTIをビジネス上で活用していますか?」と質問。回答は「はい」が85.8%「いいえ」が14.2%という回答になっている。

さらに「Q4:経営上の観点から、あなたが信頼し、密接に協力したいと思う従業員のMBTIタイプは何だと考えますか?(複数回答可)」と質問したところ「指揮官(ENTJ)(25.5%)」「論理学者(INTP)(24.5%)」「討論者(ENTP)(22.6%)」が上位に並んだという。

経営者の86.5%が「契約時に営業マンのタイプを考慮する」

経営者の86.5%が「契約時に営業マンのタイプを考慮する」

また「Q6:商品・サービスを契約する際、営業マンのタイプを考慮しますか?」との設問では「はい」が86.5%「いいえ」が13.5%という回答に。

続いて「Q7:どのようなタイプの営業マンから契約する傾向がありますか?(複数回答可)」と質問した結果「正直で透明性があり、信頼できる誠実なタイプ(49.3%)」「技術的な知識(製品の詳細や機能)が豊富なタイプ(41.4%)」「顧客のニーズに合わせて柔軟に対応するタイプ(30.6%)」が上位に並んだことを明らかにした。

まとめ

本調査によって、MBTI診断テストを受けたことのある経営者は、ビジネス上でも活用していることが明らかになった。MBTIはその分類結果から、自身と他者の肯定を導くものとして活用することで、組織のチーム作りや円滑なコミュニケーションに役立つと言われている。個人の心理的エンパワーメント向上や話題提供のきっかけとして活用してみてはいかがだろうか。

関連記事:Why Japanese pepole!?性格占いで人事アセスメント!? - オフィスのミカタ