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スーツ勤務のオフィスワーカーは3割以下の一方で約7割が「服装は契約の有無に関係する」と回答【ビジネスファッションに関する調査】

2024.01.24

株式会社アーバンプラン(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:佐々木央)は、オフィス勤務の20代~40代の会社員を対象に「ビジネスにおけるファッションや身だしなみ」に関する実態調査を実施した。

調査実施の背景

「オフィスカジュアル」は職場におけるドレスコードの1つ。従来のビジネススーツといったフォーマルなファッションと比較して、よりカジュアルな雰囲気の服装を指す。しかし、一般的にカジュアルすぎる服装はNGとされることが多く、企業によって基準が異なるのが現状だ。

同社は、近年では、ネイルやピアスOK、髪型や服装も自由といった企業が増加しており、ビジネスにおけるファッションや身だしなみに関する常識は年々変化しるのではないかと推察。そこで、ビジネスファッションの実態を知るために本調査を実施した。

調査概要

「ビジネスにおけるファッションや身だしなみ」に関する実態調査
調査期間:2023年12月1日~2023年12月2日
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査元:株式会社アーバンプラン
調査人数:1012人
調査対象:調査回答時に オフィス勤務の20代~40代の会社員であると回答したモニター
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

現在のビジネスファッションの実態

現在のビジネスファッションの実態

同社はまず「お勤めの企業の服装規定を教えてください(複数選択可)」と質問。その結果『オフィスカジュアル(39.8%)』が最も多く、次いで『既定の制服や作業着(30.6%)』『スーツ(29.6%)』と続いた。

続いて「働く際の服装において大切だと思う要素をすべて選択してください(複数選択可)」と質問した結果『働きやすさ(動きやすさ)(59.4%)』『社員がストレスや面倒を感じない(38.9%)』『社外の人に不快感を抱かせない(33.2%)』が上位に並んだ。

約7割が「服装や身だしなみが契約成否や業績に影響する」と回答

約7割が「服装や身だしなみが契約成否や業績に影響する」と回答

「あなたが訪問される側の企業だと仮定した場合、訪問者の服装についてどの程度気になりますか?」との質問では『気になる(17.5%)』『少しは気になる(49.8%)』という回答結果になっている。

また「服装や身だしなみは取引先との契約成否や業績に影響すると思いますか?」との質問への回答は『大きく関わる(13.9%)』『ある程度は関わる(55.1%)』『あまり関わらない(25.0%)』『まったく関わらない(6.0%)』という回答結果に。『大きく関わる』『ある程度は関わる』と回答した方を合わせると、7割近くが服装や身だしなみが契約成否や業績に影響すると考えていることが分かった。

ビジネスファッションが変化していることに対する評価

ビジネスファッションが変化していることに対する評価

同社はさらに「近年、ビジネスファッションは変化や多様化が進んでいると思いますか?」と質問した。その結果『とてもそう思う(21.9%)』『ややそう思う(59.4%)』という回答に。8割以上が、ビジネスファッションの変化や多様化が進んでいると感じているようだ。

「服装規定がない、または緩い企業が増えることについてどのように思いますか?」との質問では『とても良い(29.8%)』『やや良いと思う(56.2%)』という回答結果になった。

また、同社は「時代に合わせてビジネスの場で変化させるべきと思うものをすべて選択してください(複数選択可)」と質問。回答結果では『働き方(リモートなど)(68.2%)』『オフィス設備などの職場環境(54.6%)』『社内規則(副業の可否など)(53.8%)』が上位に並んだ。

まとめ

調査結果では「働きやすさ」や「動きやすさ」を重要視する人が多い一方で、服装や身だしなみが「契約成否」や「業績」に影響すると考える人が約7割となっている。しかし、服装規定がない・緩い企業が増えることには肯定的な回答が多く、今後はビジネスファッションの多様化がより進んでいくのではないだろうか。オフィスのミカタでは中間管理職に向けて、ビジネスパーソンの身だしなみについてまとめている。併せて参考にしていただきたい。

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