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就労志向のママ『2024年に優先したい時間ランキング』1位は休息・睡眠時間|ビースタイルグループ

2024.01.31

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『優先した時間・したい時間』をテーマに、就労志向のママ層にアンケート調査を行った。(有効回答数:497件)

2023年に優先した時間と2024年に優先したい時間

2023年に優先した時間と2024年に優先したい時間

本調査結果では、就労志向のママたちに「2023年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか」と尋ねた結果、最も多かった回答は「家事・育児・介護の時間(49.5%)」となっている。次いで「家族のコミュニケーション時間(38.8%)」「仕事時間(35.4%)」が上位に並んだ。また本調査では、直近3カ年の傾向として「人づきあいの時間」が年々上昇(2021年7.9%、2022年13.2%、2023年15.5%)していることも明らかになっている。

一方「2024年にあなたが優先したいと願う時間は何ですか」との質問には、昨年1・2位だった「家族のコミュニケーション時間」「仕事時間」を抑えて「休息・睡眠時間(47.3%)」が1位となった。

優先したい時間と優先した時間のギャップ

優先したい時間と優先した時間のギャップ

また本調査では、選択項目ごとに「2024年に優先したいと願う時間」の比率から「2023年に優先した時間」の比率を引いて「2024年に優先したい時間『願望ギャップ』」を算出。プラスなのは「趣味の時間」が最も大きく+16.1ポイント。それに対し、ギャップが最も小さかったのは「仕事時間」の+3.2ポイントで「趣味の時間」の1/5となった。一方、唯一マイナスだった「家事・育児・介護の時間」のギャップは大きく−15.5ポイント。「家事・育児・介護の時間」はもっと減らしたいと感じている様子がうかがえる。

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:497名 ※お子さんがいる女性
調査実施日:2023年11月15日~2023年11月22日
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

まとめ

2024年は「家族のコミュニケーション時間」や「仕事時間」よりも「休息・睡眠時間」を優先したいと考える母親が多いことが明らかになった本調査。しゅふJOB総研 研究顧問 の川上敬太郎氏は、長期間のコロナ禍や物価高の家庭への影響などが、母親たちに疲れを感じさせたのではないかと推察した。企業として、仕事と育児の両立を図る従業員にどのようなサポートができるか、本調査結果を参考に改めて検討してみてはいかがだろうか。