掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

ノートパソコン「覗き見したことある」約85%に対して対策している人はわずか約15%

2024.02.02

Fun Standard株式会社(本社:福岡県⼤野城市)が展開するモバイルアクセサリーブランド「BELLEMOND(ベルモンド)」は、ノートパソコンの覗き見に関する実態と対策について調査した。

アンケート調査概要

内容:ノートパソコンの覗き見に関する実態と対策
対象者:10代〜60代の男女計400名
調査方法:同社によるクラウドソーシングを使用したアンケート調査
調査期間:2024年1月17日〜2024年1月18日
出典元:ノートパソコンの覗き見に関する実態と対策(Fun Standard株式会社)

覗き見した経験の有無や経験した場所

覗き見した経験の有無や経験した場所

本調査によると、外出先や勤務先、自宅などで自分以外の人のノートパソコンの画面を覗き見した経験(たまたま視界に入って見た場合も含む)について、342名(約85.5%)が「ある」と回答している。

また「ある」と答えた人のうち、覗き見の経験をした場所は「勤務先」が197ポイント「カフェ、レストラン」が172ポイント「電車、新幹線」が132ポイントとなっている。

覗き見をした画面に映っていたものとしては「書類やレポートなど仕事(学業)に関すること」が182名(53.2%)「メール」が43名(12.6%)となった。

覗き見された経験や覗き見への対策

覗き見された経験や覗き見への対策

本調査では続いて、自分がノートパソコンで作業をしている時に覗き見されていると感じたり、人の視線を感じたりした経験についても質問。経験が「ある」と回答した人は239名(59.8%)となった。

さらに、覗き見防止対策として有効と考えられる「覗き見防止フィルター(プライバシーフィルター)」の意識を調査。存在を知っている人は266名(66.5%)で、使用経験がある人は15.5%の62名(「現在使用している」36名(9.0%)「過去に使用していたが現在使用していない」26名(6.5%)の合計)となった。また「使用したことはないが興味はある」とした人は243名(60.8%)であったことも明らかになっている。

覗き見防止フィルターを使用したことがある人を対象とした、覗き見防止フィルターを導入した背景を尋ねる設問では「外出時の情報漏洩防止のため」32名(51.6%)が最多回答に。次いで「会社に支給されたため」10名(16.1%)「同僚に見られたくないため」7名(11.3%)が続いた。

まとめ

覗き見経験がある人は8割以上の一方で、覗き見対策を実施している人は約1割と非常に少ないことが明らかとなった。先日掲載した株式会社ZenmuTechによる「情報漏洩対策に関する実態調査」でも、情報漏洩への対策を企業として行っていくことの重要性を感じさせられる調査結果が出ている。情報漏洩リスクを減らす取り組みのひとつとして、従業員に支給するパソコンに覗き見対策を実施することも検討してみてはいかがだろうか。

関連記事:自社PCの情報漏洩対策を約23%が行っていない【情報漏洩対策に関する実態調査】株式会社ZenmuTech - オフィスのミカタ