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職場でのジェネレーションギャップ、若手と先輩の価値観は相反する結果に? ネクストレベル調査 

2024.06.13

株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する『ミライのお仕事』では、社会人経験がある男女564人を対象に、年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップについてアンケート調査を実施した。調査結果の概要について紹介する。

調査概要

調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18歳以上の社会人経験がある男女
アンケート母数:男性188人・女性376人(合計564人)
実施日:2024年5月17日~2024年5月28日
調査実施主体:ミライのお仕事
調査会社:株式会社ネクストレベル
出典元:株式会社ネクストレベル

若手へのジェネレーションギャップ

若手へのジェネレーションギャップ

本調査ではまずはじめに、30歳以上の男女423人を対象に調査を実施。「若手に対して、ジェネレーションギャップを感じたことはあるか」との質問に対して、74.2%と約4人に3人が感じたことが「ある」と回答したという。

実際に若手に対してネガティブな意味で感じている価値観のズレとしては、まず「連絡が口頭ではなくLINEやメールばかりなこと(29%)」で1位に挙げられている。次に「若手は打たれ弱い(28.7%)」が2位にランクイン。3位は「仕事よりプライベートを優先させる(25.5%)」こととなった。

プラスの意味でジェネレーションギャップの上位には「情報収集能力が高い(52.9%)」「プライベートの時間を大切にできること(39.5%)」「躊躇なく転職・退職をすること(35.0%)」が並んだ。

先輩へのジェネレーションギャップ

先輩へのジェネレーションギャップ

続いて本調査では、社会人経験がある39歳以下の361人を対象に、職場の年上の人に対してジェネレーションギャップを感じたことがあるか質問。その結果78.9%が「ある」と回答している。

具体的には「セクハラ・パワハラなど時代錯誤な言動(36.8%)」「飲み会が好き(32.3%)」「根性・ガッツで仕事をしようとする・させようとする(27.0%)」がトップ3に挙げられた。

逆に、ポジティブな意味でのジェネレーションギャップとしては「仕事に対する知識や経験値(59.3%)」「トラブルに対する対応力がすごい(53.3%)」「メンタルの強さがすごい(43.5%)」が上位となった。

まとめ

本調査では、先輩から若手へも、若手から先輩へも、それぞれにジェネレーションギャップを感じていることが明らかになった。ジェネレーションギャップと言っても、ネガティブな面ばかりではない。お互いにポジティブな面でもギャップを感じており、世代が違うからこそ感じられる魅力もあるようだ。

それぞれの良さを引き立てあうことができれば、お互いの世代に足りないものを補い合えるいい組織づくりができるのではないだろうか。違いを認め、尊重しあえる関係性が構築できるような取り組みが今後必要になるだろう。