約6割以上が勤怠管理ミスあり、その要因はアナログな管理方法に ヒューマンテクノロジーズ調査
株式会社ヒューマンテクノロジーズ(本社:東京都港区、代表取締役:家﨑 晃一)は、自身の勤怠をアナログな方法で記録している、中小企業(従業員数20名以上〜300名未満)の会社員109名を対象に、勤怠管理に関する実態調査を実施した。調査結果の概要について紹介する。
調査概要
調査名称:中小企業の勤怠管理に関する実態調査
調査方法:インターネット調査(調査会社:IDEATECH)
調査期間:2024年4月11日〜同年4月12日
調査対象と回答数:中小企業(従業員数20名以上〜300名未満)の会社員109名
出典元:【中小企業の勤怠管理実態調査:後編】「勤怠の記録漏れ・誤記録」を6割以上の従業員が経験!「勤怠管理システムを利用してみたい」の声も。(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない
※アナログ管理について、本調査では「手書きの出勤簿」「タイムカード」「Excel管理」での勤怠管理を指す
6割超が勤務先の勤怠管理に不満 記録漏れや誤記録の経験者も
本調査ではまず「Q1.あなたは、お勤め先の勤怠管理において、不満を感じることがありますか。」と質問。その結果「とてもある(27.6%)」「ややある(38.5%)」と、合わせて6割超が不満を感じている実態が明らかになった。
不満に感じる理由としては「手作業の勤怠記録に時間がかかる(41.7%)」「残業の申請に手間がかかる(38.9%)」「有給休暇の日数などを確認しにくい(36.1%)」が上位に。
また「Q4.あなたは、自身の勤怠を記録する際に、記録漏れや誤った記録をしたことがありますか。」との質問には「何度もある(17.3%)」「数回程度ある(36.7%)」と、6割超が記録漏れや誤記録の経験があると回答している。
勤怠の記録漏れや誤記録の原因としては「出勤・退勤時間が重なり、記録する際に待ち時間が生じる(32.9%)」「煩雑で手間を感じるため、記録を後回しにしてしまう(31.4%)」「勤務開始・終了のルーティンが確立されていない(28.6%)」などが上位に並んだ。
なお「Q7.お勤め先の勤怠管理において、システムを利用してみたいと思うことがありますか。」との質問には「とてもある(20.1%)」「ややある(40.4%)」と、前向きな意向を示している。その理由としては「自身の勤怠管理が容易になるから」が53.0%で最多であった。
まとめ
本調査結果からは、アナログな勤怠管理に不満を抱く人が多くいること、アナログであることが記録漏れや誤記録の原因となっていることが明らかになった。同社は本調査の前編として、管理者側の実態調査(※)も実施しているが、アナログな勤怠管理に課題感を持っている管理者は8割近くに及んでいるという。従業員側、管理者側どちらにもアナログな勤怠管理は最良の手法とは言えないようだ。
システムを活用した勤怠管理は、業務効率化やミスの予防にも効果が期待できるのではないだろうか。アナログな勤怠管理に課題を抱えているのであれば、システムの活用を検討してみるといいだろう。
※出典元:【中小企業の勤怠管理実態調査:前編】管理者の悩み第1位は「残業時間の管理」、毎月の締め作業時間は約6割が「6時間以上」(株式会社ヒューマンテクノロジーズ)














