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AIとの会話でSlackから決済メモの追加・編集が可能に 法人カード「UPSIDER」に新機能

2024.06.17

金融サービスを提供する株式会社UPSIDER(本社:東京都港区、代表取締役:宮城徹・水野智規)は、Slack上でAIと会話することによりUPSIDERの「決済メモ」をSlackから追加・編集できる機能をリリース。本機能の追加により経理担当者の業務効率化を促進するとしている。

Slack上でのやりとりだけで決済情報の編集が可能に

Slack上でのやりとりだけで決済情報の編集が可能に

同社によれば、本機能の利用により、ユーザーはUPSIDERにログインすることなく、Slack上でAIとやりとりを行うだけで決済に関する情報を編集することが可能となるという。

同社が発行している法人カード「UPSIDER」において従来より提供していた「決済メモ機能」では、利用した決済の内容についてメモを残すことができる。社内で決済の使途などを共有するために活用されており、経理担当者が個別に決済の詳細を尋ねる手間を省き、必要な情報を効率的に漏らすことなく取得できることから、ユーザーから好評を得ていた。

今回リリースが発表された本機能では、UPSIDERのサービス画面からログインすることなく、Slack上でのAIとの会話を通して決済メモの編集が完了できる。ユーザーは、Slackで受け取るUPSIDERの決済通知メッセージや領収書添付に関するリマインドのメッセージ、領収書を添付した際に自動的にAIが紐付ける機能の成功メッセージから「メモを追加」ボタンをクリック。決済のメモ内容として返信することにより、メモを追加・編集することが可能だ。同社はこれにより、経費を利用した従業員はもちろん、決済情報を整理する経理担当者の業務体験や業務効率化を実現できるとしている。

法人カード「UPSIDER」

法人カード「UPSIDER」

「UPSIDER」は、最大10億円以上の利用限度額(前払い・後払い)や、バーチャルカードの発行・管理機能、会計処理の早期化を助けるSaaS機能が好評な法人カード。

決済だけではなく、決済前の利用先制限・上限設定・稟議申請など決済前の手続きから、決済後の利用履歴の即時管理画面反映、証憑回収・紐付け、稟議への紐付け、Slack連携による通知・証憑提出と、一気通貫した幅広い機能が備わっている。

UPSIDERサービスページ

まとめ

生成AIを活用した新たな機能のリリースを発表した同社。経理担当者はもちろん、経費を利用した従業員側にも効率化が期待でき、今後さらに注目されていくのではないだろうか。

株式会社三菱総合研究所と三菱総研DCS株式会社が実施した「DX推進状況調査(※)」では、ビジネス変革企業ほど幅広い用途で生成AIが活用されているとの結果が報告された。人とAIで上手く役割を分担していくことは、業務効率化と生産性向上に効果が期待でき、企業の成長につながると考えられる。生成AIは今後より様々な場面において活用されていくことだろう。最新の情報を収集し、業務に活かしていただきたい。

※出典元:日本企業のDX推進状況調査結果【2024年度版】を公表「経営戦略とDXの連動」や「人間とAIの分担」がビジネス変革の鍵(株式会社三菱総合研究所)