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打合せに応じた理想のレイアウトは? ファニチャーカンパニー調査

2024.07.01

プラス株式会社ファニチャーカンパニーは、デスクワーク中心の会社員500名を対象に「シチュエーション別の”理想の打合せレイアウト”」を尋ねるアンケート調査を実施。打合せスペースに居心地の悪さを感じた経験や、求めるレイアウトについて探った。調査結果の概要をお伝えする。

調査概要

方法:インターネット調査
回収日: 2024年6月17日
対象:従業員数100名以上のオフィスで働く、デスクワークが中心の、フルリモートワークではない日本全国の会社員
サンプル数:500人
出典元:【職場の居心地WEB調査】第16回 「こんなとき、理想のレイアウトは?」(プラス株式会社ファニチャーカンパニー)

打合せスペースの居心地の悪さから話しづらさを感じた人は4割超

打合せスペースの居心地の悪さから話しづらさを感じた人は4割超

本調査ではまずはじめに、打合せスペースの居心地の悪さが原因で「話しづらい」「場所を変えたい」と思ったことがあるか質問。その結果「よくある」「ある」の合計が44.4%となったことがわかった。

具体的なシチュエーションとしては「周囲の人に聞かれたくない」「周囲の騒音が気になり集中できない」「圧迫感があり緊張してしまう」といった声が寄せられたという。

シチュエーションごとの理想のレイアウトは?

シチュエーションごとの理想のレイアウトは?

続いて本調査は、シチュエーションごとに求める理想のスペースについて質問している。同社は回答者がより具体的なシチュエーションを想定できるよう、4つのシチュエーションを提示。それぞれについて『囲われ感』『座席配置』『距離感』という3つの項目で回答を集め、その結果を集計した。

■上司に言いづらいことを報告するとき
<囲われ感 1位>囲われている(72.2%)
<座席配置 1位>対面(31.8%)
<距離感 1位>やや近い(58.2%)

■同僚とアイデア出しをするとき
<囲われ感 1位>囲われていない(48.8%)
<座席配置 1位>対面(45.6%)
<距離感 1位>やや近い(65.4%)

■後輩に困っていることがないかヒアリングするとき
<囲われ感 1位>囲われている(51.4%)
<座席配置 1位>対面(41.2%)
<距離感 1位>やや近い(59.4%)

■部門長へプレゼンするとき
<囲われ感 1位>囲われている(39.8%)
<座席配置 1位>対面(63.4%)
<距離感 1位>やや近い(56.4%)

まとめ

本調査では半数近くの人が、打合せスペースの居心地の悪さから話しづらさを感じた経験があるとの結果が出ている。理想のレイアウトの上位はシチュエーションによって異なる場合もあり、同社は 「目的に合わせて選べる多様な打合せスペース」の必要性があると解説している。

オフィスの在り方についてコロナ禍を経て変化した部分もあり、それに伴い打合せスペースの見直しを検討している企業も少なくないのでは?最適なオフィス空間の整備に向けて、参考にしていただきたい。