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採用ホームページの有無がエントリー意欲に影響 参考になるコンテンツは? ブランディングテクノロジー調査 

2024.07.02

ブランディングテクノロジー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:木村裕紀)は、就職活動をしたことがある男女1067名を対象に「転職・就職活動に関する意識調査アンケート」を実施。採用ホームページの有無がエントリー意欲に影響することや、参考になるとされるコンテンツのトップに「企業理念・ビジョン」が挙げられたことなどを報告している。

調査概要

「転職・就職活動に関する意識調査」
調査時期:2024年3月
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答:1067名
対象地域:全国
調査対象:就職活動をしたことがある男女
調査主体:ブランディングテクノロジー株式会社による調査
出典元:らしさを発信⇒採用効率を高める「採用サイト制作サービス」(ブランディングテクノロジー株式会社)

採用ホームページがないことで7割がエントリー意欲低下

採用ホームページがないことで7割がエントリー意欲低下

同社はまず、働く上で重要視するポイントについて調査。その結果「待遇・給与条件(41%)」だけではなく「自分の価値観にあった環境・人達(40%)」を挙げる人も多数いることがわかった。

続いて同社は、採用ホームページによる影響や活用方法について質問している。就職活動中、採用ホームページを確認する人は79%に及んでおり、採用ホームページがない場合、求職者の70%が「エントリーをする意欲が低下する」と回答したという。

なお、応募(エントリー)前に採用ホームページを確認する人は599名で、面接前に採用ホームページを確認する人は313名。採用ホームページを確認した理由としては「どのような仕事内容か知りたいから」が21%でトップとなった。

また、最も参考になった採用ホームページのコンテンツについては「企業理念・ビジョン(17%)」「募集要項(15%)」「仕事の一日の流れ(13%)」が上位に並んでいる。

一方で、28%は「採用ホームページで欲しい情報を入手できなかった」と回答。特に足りなかった情報として「福利厚生・制度(14%)」「仕事の一日の流れ(14%)」に回答が集まった。

なお「就職活動中に企業の動画を確認した」「就職活動中に企業のパンフレットを確認した」と回答した人はいずれも53%と過半数を超えている。

まとめ

本調査結果からは、採用活動における採用ホームページ活用の重要性が示唆された。特に参考にされているのは「企業理念・ビジョン」「募集要項」「仕事の一日の流れ」となっているが「情報不足」と感じたコンテンツには「福利厚生・制度」「仕事の一日の流れ」が挙げられている。

改めて自社の採用ホームページに不足するコンテンツがないか、見直すきっかけとしていただきたい。特に求職者が求めるコンテンツについては、求職者にとって十分な情報を紹介できているか、念入りにチェックしておきたいところだ。