サマーインターン参加予定は平均4.1社「本選考での優遇を期待するため」
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する新卒学生向けスカウトサービス『iroots』が、2026年に卒業予定の大学生/大学院生を対象に「サマーインターン」についてアンケートを実施し、191名から回答を得たことを発表。サマーインターンの参加予定や目的について明らかにした。ここでは調査結果の概要をお伝えする。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『iroots』を利用する2026年に卒業予定の大学生/大学院生
調査期間:2024年6月18日~6月23日
有効回答数:191名
出典元:『iroots』を利用する26卒学生に聞いた 「サマーインターン」意識調査 ―『iroots』ユーザーアンケート―(エン・ジャパン株式会社)
就活開始のタイミングとインターンなどへの参加予定
本調査結果を見ると、26卒学生に就活を始めた時期について47%が「2024年4月~5月」と回答しており、大学3年生/修士1年生に進級したタイミングで就活を開始する学生が多いことが明らかになった。、あた「現在(6月時点)、具体的にどのような就職活動をしていますか?」との質問には、86%が「インターンやイベントなどへの応募・参加」と回答した。
なお、サマーインターンの参加予定企業は平均「4.1社」で、参加目的は「本選考での優遇を期待するため」が56%で最多となっている。サマーインターンの形式や開催日数については「対面(85%)」「2〜3日(45%)」を希望する人が多いことが判明した。
また本調査では、サマーインターンにエントリーする上で重視することについても質問。上位には「志望業界と一致している(61%)」「本選考への優遇がある(57%)」と、参加目的と同様に、本選考への優遇を重視する学生が多いようだ。サマーインターン後に参加したいコンテンツとしては「早期の本選考(50%)」が最多となっている。
まとめ
本調査結果からは、サマーインターンの参加により、本選考での優遇を期待する人が多いことが明らかになった。インターン後には早期選考に参加したいと考える学生も半数となっており、早期の就職活動を望む人も多いようだ。
25卒学生からインターンシップの取り扱いが変わり、一定の要件に該当する早期のインターンシップで得た学生の情報が、広報活動ならびに採用選考活動に使用できるようになった。採用活動の早期化も進む中、早期のインターンシップで学生に自社の魅力を伝えたいと考える企業も少なくないだろう。学生にとっても有益なインターンシップを提供し、参加志望者の増加を図ってみてはいかがだろうか。
参考:令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります