クラウドシステム導入によりペーパーレス化した書類は？　jinjer調査

クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：桑内孝志）は、人事担当者の計360名を対象に「バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査」を実施した調査結果の概要をお届けする。

調査概要

調査概要：バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査
調査方法：インターネット調査
調査期間：2024年6月14日～同年6月18日
調査対象：人事担当者 360名
調査主体：jinjer株式会社
出典元：【バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査】約80％の企業がクラウドシステムを利用。システムにより、ペーパーレス化している書類としては、給与明細・人事異動などの辞令・雇用契約書が上位に。（jinjer株式会社）

急速なデジタル化や働き方改革を背景に、クラウドシステムの導入が進み、企業でのペーパーレス化の動きが促進されている。そうした中で、バックオフィス領域においてどのようなシステムが利用され、どのような書類でペーパーレス化が進んでいるか、それによりどのように業務が効率化されているのか。

今回、jinjerが人事担当者の計360名を対象に行った「バックオフィス領域におけるペーパーレス化に関する実態調査」から、一部をお届けする。

約8割の企業がクラウドシステムを利用　ペーパーレス化の実態は？

本調査では「社内で利用しているバックオフィス領域のクラウドシステム」について質問。その結果「クラウドシステムを利用していない」という回答は22.5％にとどまり、約80％の企業がバックオフィス領域においてクラウドシステムを利用していることが判明した。

続いて本調査では「クラウド型人事労務システムにより、ペーパーレス化している書類」について質問。その結果、上位は「給与などの明細／源泉徴収票（57.7%）」「人事異動などの辞令／給与改定通知（52.2％）」「雇用契約書／労働条件通知書（40.6％）」となったことが報告された。

また「クラウド型人事労務システムにより、従業員へ通知しているもの」に関する質問では「人事発令の公開（49.5％）」「社内規則の変更（43.3％）」「イベント（健康診断や評価など）のお知らせ（41.0％）」が上位に並んでいる。

まとめ

多くの企業において、バックオフィス領域のクラウドシステム導入が進んでいることが明らかになった。特に給与や配属、雇用に関する書類でペーパーレス化に取り組む企業が多いようだ。また、社員への通知についてもクラウドシステムを活用している企業が多数あることも判明している。

多様な働き方の実現に必要不可欠とも言えるクラウドシステム。十分に活用することでさまざまな業務の効率化に効果が期待できる。自社での活用方法について改めて見直す機会にしたい。