4人に1人が9連休予定 管理部門に聞いた2024年夏季休暇 MS-Japan調べ
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩)の運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」が、全国の管理部門を対象に行った夏季休暇に関する調査結果を発表。取得予定の日数や時期など、調査結果の概要をお伝えする。
調査概要
◆調査方法:WEBアンケート
◆調査対象:全国の管理部門
◆調査テーマ:「管理部門・士業の夏季休暇の実態調査2024」
◆有効回答数:420人
◆調査実施日:2024年7月1日~7月9日
◆調査主体:株式会社MS-Japan
出典:MS-Japan調べ【管理部門601人に聞いた】 2024年夏季休暇 取得日数や過ごし方、出費予算は? 調査結果を発表!(株式会社MS-Japan)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある
「3~6日」が多数派 「お盆に9連休以上」はおよそ4人に1人
2024年の夏季休暇について、全国の管理部門を対象に420人から回答を得た今回の調査。まず夏季休暇を取得する割合は8割を超えており、その日数は「3~4日(33.3%)」が最多。次いで「5~6日(21.9%)」「9日以上(16.2%)」と続いた。
また取得の時期について「今年のお盆(8月13日~8月16日)は休みですか?」とたずねたところ、「すべて休暇で、9連休以上」との回答が約4人に1人となる23.6%。一方、「お盆に休みは無い」も38.5%となっており、お盆時期以外に夏季休暇を取得する人も多いようだ。
取得時期として「お盆」に次いで多かったのは「9月(24.2%)」で、若手〜ミドル世代では6月や10月に取得する人も一定数いるという。
自宅で過ごす派が最も多いものの昨年より減少
続いて、夏季休暇の過ごし方に昨年と比較して変化があるか質問。その結果「よりアクティブに過ごす」が16.5%、「より穏やかに過ごす」が13.3%で、約7割は「変化はない」と回答した。また、出費については28.9%が「より出費が増える」と答えた。過ごし方については「自宅で過ごす(53%)」「近場への外出(33%)」「帰省(21%)」「国内旅行(20%)」が上位にランクイン。自宅で過ごす派が最多となっているが、昨年からは7ポイント減少。外出意欲の高まりがうかがえる結果となっている。
本調査では、転職時に「夏季休暇の日数や取りやすさ」を重視するかも聞いており、69.3%が「重視する(とても重視する:21.7%/少し重視する:47.6%)」と回答したことも報告されている。
まとめ
夏季休暇における外出意欲が少しずつ高まっている様子や、若手~ミドル世代を中心とした、休暇の分散化の傾向もうかがえる結果となった今回の調査。休暇を分散することで従業員は混雑を避けた休暇を過ごせる、自身の予定に合わせられるといったメリットが考えられる。また、企業としては事業活動を止めないメリットも期待できるだろう。
今回の調査では、転職時に夏季休暇の取りやすさを重視する人も多いことも判明。企業側の休暇への柔軟な対応は、人材確保の観点からも効果的な取り組みになることをうかがわせる結果と言える。