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副業・プロボノの経験者は約2割。興味や目的は? エン・ジャパン調査

2024.08.20

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)は、運営する総合求人サイト「エン転職」上で、「副業・プロボノ」に関するユーザーアンケートを実施。本業以外である「副業・プロボノ」について、ビジネスパーソンはどのように捉えているのか? 発表された調査結果の概要をお伝えする。

※プロボノ…職業上の知識・スキルを無償提供して社会貢献するボランティア活動全般のこと

調査概要

◆調査方法:インターネットによるアンケート
◆調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
◆調査期間:2024年6月26日~7月28日
◆有効回答数:4890名
◆出典:ビジネスパーソン4800人に聞いた 「副業・プロボノ」調査 ー『エン転職』ユーザーアンケートー(エン・ジャパン株式会社)

「興味がある」のは「副業」59%、「プロボノ」4%、「両方」が12%

「興味がある」のは「副業」59%、「プロボノ」4%、「両方」が12%

本調査では「あなたは、本業以外の活動である副業・プロボノに興味がありますか?」と質問。どちらか一方でも「興味がある」と回答した人は全体で75%となった。その内訳は「副業・プロボノに興味がある」12%、「副業に興味がある」59%、「プロボノに興味がある」4%となっている。

また、興味があると回答した人のうち「副業」で働くことを希望しているのは67%(「強く希望している(22%)」「やや希望している(45%)」の合計)、「プロボノ」で働くことを希望しているのは45% (「強く希望している(9%)」「やや希望している(36%)の合計」であることもわかった。副業で働くことを希望する理由としては、「収入を増やしたいため(85%)」がトップ。プロボノで働きたい理由のトップは「キャリアを広げたいため(68%)」だった。

副業・プロボノへの具体的な希望と実態

副業・プロボノへの具体的な希望と実態

本調査では、副業・プロボノに関する具体的な希望についても質問。副業・プロボノを希望する理由として「収入を増やしたいため」と答えた人に、副業で得たい月間収入額を質問。結果「3万円~5万円未満(31%)」が最多に。また、副業・プロボノを希望する人にどんな仕事をしたいか質問したところ、半数が「経験・スキルを活かせる仕事」と回答したという。

経験者は約2割 実施してよかったことは?

経験者は約2割 実施してよかったことは?

「今までに副業・プロボノの経験はありますか?」との質問に対しては、22%が経験がある(現在、副業・プロボノをしている:8%、過去に副業・プロボノをしていた:14%)と回答。副業・プロボノをするタイミング・時間帯は「土日祝日」が55%で最多に。また、仕事内容は「経験・スキルが活かせる仕事(38%)」が最も多いという結果となった。

さらに本調査では、副業・プロボノをして良かったこと/良くなかったことも質問。副業で良かったことは「副収入が得られた(72%)」、プロボノは「社会貢献できた(50%)」がそれぞれトップに。副業・プロボノをして良くなかったことは「プライベート・趣味の時間が減った」が32%で最多となった。

まとめ

副業・プロボノに多くの会社員が興味を示していることが明らかとなった今回の調査。副業・プロボノで働きたいと考える人には「経験・スキルを活かせる仕事」を希望する人が多いようだ。そのような希望を持つビジネスパーソンであれば、採用する企業側として即戦力となることも期待でき、人材活用の面でも視野に入れてみても良いのではないだろうか。