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26年卒の学生、夏季休暇中「インターンシップ・仕事体験参加」に時間取りたいが7割超 マイナビ調査

2024.08.21

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2026年3月卒業見込みの全国の大学生・大学院生を対象に、「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」を実施。インターンシップ等の参加率や、夏季休暇中の意向、理想の就職活動スタイルなどを明らかにした。ここでは調査結果の概要をお伝えする。

調査概要

「マイナビ2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」
◆調査期間:2024年7月20日~7月31日
◆調査方法:マイナビ2026の会員に対するWEBアンケート
◆調査対象:2026年3月卒業見込みの全国大学生、大学院生
◆調査機関:株式会社マイナビ調べ
◆有効回答数:2202名
◆出典:2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)(株式会社マイナビ)
※調査結果は端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある

7月の各種参加率と夏季休暇中の意向

7月の各種参加率と夏季休暇中の意向

本調査結果によれば、7月単月のインターンシップ・仕事体験参加率は前月比14.8pt増の37.1%となっている。また、オープンカンパニー・企業主催の教育プログラムの参加率は単月で55.6%(前月比12.7pt増)、累計で64.7%(前月比18.8pt増)となったことがわかった。

大学の夏季休暇中に特に時間を取りたいと思っているものについても質問。その結果、「インターンシップ・仕事体験への参加(73.0%)」「アルバイト(60.9%)」が上位に並んだ。

活動の方針としては、「期間が短い(半日・1日)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」と「期間が短い(2~3日程度)就業体験のあるプログラムを中心に参加していきたい」を合わせて、約4割の学生が短期間の就業体験のあるプログラムに参加の意向を示している(※)。また、8月中のキャリア形成活動(インターンシップ・仕事体験など)への参加日数については、1~5日間が最多で55.6%だったことが報告された。

※質問「<夏季休暇中限定>インターンシップ・仕事体験や、オープンカンパニー、キャリア教育についてどのような方針で活動するか」に対する回答

理想の就職活動スタイルとその理由

理想の就職活動スタイルとその理由

同じく、理想の就職活動スタイルについても聞いたところ、最も多かった回答は「就職活動を早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)(54.4%)」だった。さらに、その理由を自由回答で尋ねると「自分の将来に関することは、じっくり決めて後悔のないようにしたいから」「早く始めた方が精神的にゆとりを持ち落ち着いて就職活動することができると考えたため」といった回答が得られたという。

まとめ

今回の調査結果からは、学生たちは夏季休暇中のキャリア形成活動に参加意欲を示していることがわかる。特に短期間のプログラムに興味を抱いている学生が多いようだ。就職活動については「早く始めてじっくり決めたい」と考える学生が過半数を占めており、時間をかけて納得できる結果を得たいという意向が見られた。

募集・採用する企業側としては、参加の間口を広げるという観点から、夏季休暇に短期間で参加できるプログラムを実施することが効果的と考えられる。短い時間の中でどれだけ学生らに求められる内容を提供できるか、短期間であっても充実度の高いプログラムとすることが重要だろう。実施済みのプログラムの振り返りや、今後のプログラムを検討するうえで参考にしていただきたい。