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今冬提供開始「TOKIUM請求書発行」 オンラインで請求書を作成・送付

2024.10.18

株式会社TOKIUM(本社:東京都中央区、代表取締役:黒﨑賢一)は、請求書をオンライン上で作成し、送付まで行う請求書発行クラウドサービス「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供開始すると発表した。同社では本サービスの提供により、請求書の発行業務にかかる印刷や封入、送付後の管理などの負担を軽減するとしている。

郵便料金値上げをきっかけに電子化の検討が進む

「未来へつながる時を生む」を志として掲げ、経費精算や請求書受領などの業務を効率化するサービスを提供しているTOKIUM。同社はユーザーからの「請求書発行業務を効率化したい」という要望に応え、新サービス「TOKIUM請求書発行」を今冬にリリースする。

依然として紙で請求書を発行する企業は多く、同社は請求書の作成から送付にかかる手間が課題となっていると指摘。2024年10月に同社が実施した調査では、紙と電子の請求書が混在することにより、発行業務を負担に感じているとの回答が4割を超えたことも報告されている。さらに、2024年10月からは郵便料金が値上げとなる。これに伴う請求書のコスト増加を負担に感じているとの回答は、約8割を超えたという。

総務省は郵便料金の値上げを柔軟に認める制度を検討しており、今後も継続的な値上げが行われるとの想定もある。そうした中で、同社の調査ではおよそ9割が、郵便料金料の値上げをきっかけに請求書発行業務の電子化を検討しているとの結果が出ている(すでに電子化している企業を含む)。

そこで同社は、請求書をオンライン上で作成し、送付まで行う請求書発行クラウドサービス「TOKIUM請求書発行」をリリースし、請求書発行業務の効率化に寄与するとしている。

「TOKIUM請求書発行」サービス概要

本サービスでは、請求データのCSVファイルや作成済み請求書のPDFを取り込み、インボイス制度に対応した請求書を発行することが可能だ。請求データを一括でアップロードすれば、複数の請求書をまとめて作成することもできるという。

作成した請求書は、メールや郵送、FAXなどのさまざまな送付方法に対応。システムだけでは対応が難しい、取引先指定のシステムへの入力やアップロードについてもオペレーターの力を活用し、対応予定だ。さらに、郵送の場合は同社が発送も代行するため、請求書の印刷や封入、郵送の手間を大幅に削減することが可能となる。

請求書のレイアウトは柔軟なカスタマイズが可能となっており、取引先の指定がある場合も、それに沿った請求書や利用しているレイアウトに近い請求書の作成ができるだろう。

さらに、納品書や見積書などの各種帳票も発行可能となっており、本サービス上でさまざまな書類を一元管理できる。

※一部変更となる可能性あり

出典元:オンライン上で請求書を作成・送付する「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供開始(株式会社TOKIUM)

まとめ

インボイス制度等への対応により、負担が増加している請求書発行業務。さらには郵便料金の値上げに伴い、コスト負担の増加も多くの企業で課題となっている。効率化のためにとシステムを導入しても、システム化された工程の前後にアナログ業務が残っているという企業も少なくないだろう。業務効率化に向けて、参考にしていただきたい。