展示会のノベルティ、もらって「うれしい」or「困る」ものは？実用性重視の声　秋冬春夏調査

「オリジナルグッズの春夏秋冬」を運営する株式会社秋冬春夏は、展示会に参加したことがある全国20〜60代の男女105名を対象に「展示会でもらってうれしかったノベルティグッズ」に関する調査を実施。喜ばれるノベルティグッズの特徴や受け取った際の企業に対する印象などを明らかにした。

調査概要

展示会でもらって嬉しかったノベルティグッズに関する調査
調査期間：2024年10月1日～10月6日
調査方法：インターネット調査
調査対象：展示会に参加したことがある全国20〜60代の男女
調査人数：105人
出典元：オリジナルグッズの春夏秋冬（株式会社秋冬春夏）

展示会でもらってうれしかったノベルティグッズ、「トートバッグ」「エコバッグ」が1位

本調査ではまず、「過去に展示会でもらってうれしかったノベルティグッズは何ですか？（複数回答可）」と質問。その結果「トートバッグ」と「エコバッグ」との回答が最も多く、それぞれ43人が選択したという。次いで「ボールペン（38人）」「タオル（20人）」「メモ・ノート（17人）」「ウェットティッシュ（17人）」などが上位に。

次に本調査では「展示会でもらってうれしいノベルティグッズの特徴は何ですか？（複数回答可）」と質問している。最も多かった回答は「実用的なもの（93人）」で、次点の「デザインがおしゃれ（42人）」の倍以上という結果に。そのほか「コンパクトなもの（24人）」「好きなキャラクター・ブランドのもの（16人）」といった回答も寄せられたという。

逆に「展示会でもらっても困るノベルティグッズの特徴は何ですか？（複数回答可）」との質問には「使い道がない（78人）」との回答が最多であったことも報告されている。次いで「企業のロゴが目立ちすぎる（42人）」「デザインがダサい（41人）」「安っぽい（34人）」「かさばるもの（26人）」が続いた。

配布企業への印象「顧客への配慮を感じた」が最多

続いて本調査では「過去に展示会でノベルティグッズを受け取った際、そのグッズを通じて企業にどのような印象を持ちましたか？」と質問。その結果「顧客への配慮を感じた（65人）」が飛び抜けて多く、次いで「企業の独創性や創造性を感じた（24人）」「企業の価値観やメッセージが伝わってきた（24人）」「その企業と取引したい、または製品・サービスを利用したいと思った（21人）」といった声が挙げられている。

一方で「特に印象に残るものはなかった（10人）」「むしろマイナスの印象を持った（2人）」との意見も。これらからはノベルティグッズの質や選定が企業イメージに影響を与える可能性があることもうかがえる。

まとめ

本調査結果からは、展示会等でノベルティグッズを配布する際、実用性を重視したうえで、おしゃれなデザインのものを選ぶことで、企業へのプラスのイメージを抱いてもらえる可能性が高まることがわかった。

宣伝効果のみを狙って企業ロゴを大きく入れたり、無料配布だからとデザインにこだわらなかったりすると、結果的にマイナスになりかねないようだ。今後展示会でノベルティグッズを配布する機会があれば、本調査結果も参考に選定・作成を進めてみては？