2人に1人が「職場でチョコレートをシェアすること」によるコミュニケーション活発化に期待 ロッテ調査
株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:中島英樹)は、11月23日の「勤労感謝の日」にあわせて、20代~50代の男女に「職場のコミュニケーションに関する調査」を実施。ここでは、勤労感謝の日への意識や社内コミュニケーションの実態について明らかにした調査結果の一部を紹介する。
調査概要
調査名:職場のコミュニケーション関する調査
日時:2024年10月18日〜10月22日
調査手法:インターネット調査
調査実施企業:ロッテ
調査対象:社員2名以上の職場で働く20代~50代の男女400名
(どちらかというとオフィスワーク・職場勤務が多い人:290名、どちらかというとテレワークが多い人110名)
出典元:ロッテちょこっと幸せ研究所
※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならないものもある
※「どちらかというとオフィスワーク・職場勤務が多い人」と「どちらかというとテレワークが多い人」の実際の割合に合わせて、ウェイトバック処理を適用
勤労感謝の日に感謝の言葉を伝えている?
「勤労感謝の日」は祝日だが、2024年は土曜日にあたりその分の休日1日分が減ってしまう人も少なくないだろう。同社によれば本調査でも「感謝が足りない」といった声が寄せられたという。また、勤労感謝の日に感謝の言葉を伝えるなどの行動をしている人は1割程度に留まり、ほとんど意識されておらず、行動に移されていない様子がうかがえる。
なお、その行動をする相手として、職場の「上司」「部下」と回答した人はいずれも15.5%で「同僚」と回答した人は8.3%だった。さらに、職場で1週間以内に労いの言葉をかけられた人は3割未満と、恒常的に“職場での労いが不足している”実態も明らかになったという。
職場で「労い不足」を感じる理由とは?
同社によると、半数以上の人が職場で“孤独感”を感じており、約4割が職場のコミュニケーションに満足していないと回答。職場において労いの言葉が不足していると思う理由としては「頑張りを認めてもらえるような言葉を掛けられる機会が少ないから(33.9%)」がトップに挙げられた。
一方、約7割が「労いの言葉を掛けてもらうことで業務へのモチベーションが上がる」と回答しており、さらに半数以上は「職場でチョコレートをシェアすることでコミュニケーションが活性化すると思う」と回答したことも報告されている。「職場で1週間に1回以上お菓子をシェアしている」と回答した人は3割未満ではあったものの、同社はチョコレートをはじめとするお菓子が、労いの気持ちを伝える手段やコミュニケーションツールとして活用されることに期待を寄せた。
まとめ
本調査では職場でのコミュニケーションに満足していない人が約4割いることや、半数以上が職場で孤独感を感じていることが明らかになった。改めて自社でのコミュニケーションのあり方について考える必要があるのではないだろうか。
社内コミュニケーションによって築かれる信頼関係は、生産性やモチベーションの向上に影響しており、社内コミュニケーションの活性化は、組織の円滑な運営に欠かせない。本調査ではお菓子のシェアが社内の交流をうむ可能性も示唆されている。気になった方は、アイデアの一つとして参考にしてみては?