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転職手段と転職後の満足度、エージェント経由が最も高評価に LHH調査

2024.12.12

アデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野健二)の人財紹介・転職支援事業ブランドであるLHH転職エージェント(責任者:板倉啓一郎)は、日本全国の会社員1000人を対象にした「転職後の満足度に関する調査」を実施した。

調査概要

調査対象:調査実施時の勤務先に転職で入社した日本全国の一般社員
サンプル数:1000人(転職後の勤務年数が3年未満:500人、転職後の勤務年数が3年以上:500人)
調査方法:インターネット調査
実施時期:2024年10月31日~11月1日
調査実施会社:楽天インサイト株式会社
出典元:全国の一般社員の会社員1,000人を対象にした「転職後の満足度に関する調査」(LHH転職エージェント調べ/アデコ株式会社)
※本調査の回答結果はすべて小数点第2位を四捨五入して算出したパーセント表示を行っているため、数値の合計が100%にならない場合がある

エージェント利用者は約8割が次も利用したいと回答

エージェント利用者は約8割が次も利用したいと回答

本調査結果を見ると、転職手段として最も多かったのは企業のWebサイトなどから求人に直接応募する「企業へ直接応募(34.9%)」で、次に「転職エージェントに登録して応募し、選考を受けて入社(31.0%)」が続いている。

本調査では続いて「あなたは、次に転職するときも、現在の勤務先に入社したときと同じ方法で転職したいと思いますか。」と質問しており、61.1%が「思う」と回答したという。

この回答について、回答者が採った手法や利用したサービスの再利用の意向を転職の方法ごとに見たところ、転職エージェントを利用して転職した回答者は、約8割となる77.7%が次に転職するときも転職エージェントを利用したいと回答しており、再利用の意向が最も高いことがわかる。

転職した会社員の約7割が現在の勤務先に満足

転職した会社員の約7割が現在の勤務先に満足

次に本調査では現在の勤務先に対する満足を尋ねており「満足(15.3%)」「どちらかといえば満足(51.0%)」を合わせた約7割が、転職後の勤務先に満足していることが明らかになった。

この結果について転職の方法ごとに見ると、最も満足度が高かったのは転職エージェントに登録して転職した回答者で、67.4%(「満足(15.8%)」「どちらかといえば満足(51.6%)」)が満足していると回答している。次いで「リファラル採用(66.9%)」「スカウト採用(66.7%)」との回答が続いた。

まとめ

転職時に転職エージェントを利用することで、転職後の満足度が高くなる傾向にあることが判明した。そのほか、リファラル採用やスカウト採用も、自身で直接応募する場合よりも満足度が上がる傾向にあるようだ。

人材の定着において満足度を高める取り組みは欠かせない。せっかく転職で優秀な人材を獲得できても、早期離職となってしまえばまた新たな人材を探すことになってしまう。転職エージェントの活用やリファラル採用の場合、入社前にミスマッチを防ぐための情報共有がしやすいことから、転職後の満足度が高くなるのではないだろうか。特に転職エージェントを利用した人は約8割が次回も利用したいと回答しており、丁寧なマッチングが行われていると考えられる。

本調査結果を参考に、今後の採用活動において入社後の満足度を高めるためにどのように取り組んでいくか、改めて検討する機会としていただきたい。