2025年職場での新年会は半数以上が開催予定なし エン・ジャパン調査
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)は、運営する総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「新年会」についてアンケートを実施。新年会の開催予定や参加意思などを明らかにした。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
調査期間:2024年11月27日~12月15日
有効回答数:455名
出典元:「2025年の新年会」に関する調査 ー『エン転職』ユーザーアンケートー(エン・ジャパン株式会社)
職場での新年会開催予定と参加意思
本調査ではまずはじめに「今年、職場で新年会の開催予定はありますか?」と質問。その結果、新年会の予定があると回答したのはわずか6%(新年会の予定がある:2%、忘年会・新年会共に予定がある:4%)であったことが報告された。そのほか「忘年会の予定がある(あった)(24%)」「忘年会・新年会共に予定はない(56%)」との回答が寄せられている。
また、新年会の予定があると回答した人を対象に参加の意思を確認したところ、72%が「参加する」と回答したことがわかった。
なお、職場の新年会に関する費用負担は「自費(43%)」「会社の全額負担(37%)」との回答になったという。参加者の範囲については「事業所全体で行なう(47%)」「部署・チームごとに行なう(34%)」が多いようだ。開催時間と開催場所の最多はそれぞれ「定時後(退勤後)(84%)」と「オフィス外(93%)」であったことが報告されている。
まとめ
新年会は経営方針の発表など、従業員の士気を高める重要なイベントと位置付けている企業も少なくないだろう。しかし同社の調査では多くの企業が新年会を実施しない予定であることが判明した。
また、費用負担についても自費との回答が最も多く、賃上げや物価高など、企業にとっては苦しい状況が続き、イベント等への予算の捻出が難しいケースも多いと推察される。従業員にとっても節約志向が高まる中で、イベントでの出費は望ましくないのではないだろうか。1年間の方向性の共有や従業員同士の交流などを、新年会に代わる形でどのように実施していくかを検討する必要もありそうだ。