適性検査サービス「ポテクト」にハラスメント予防の新機能登場 シャイン
株式会社シャインのポテクト事業部(本社:愛知県岡崎市)は、2025年1月7日より、同社の適性検査サービス「ポテクト」における新機能として「ハラスメント傾向分析」の提供を開始した。ハラスメント問題が企業経営に与える影響が深刻化する中で、予防策の充実を図るという。
ハラスメント傾向を分析することでリスクを予測
同社が発表した新機能「ハラスメント傾向分析」は、採用候補者や社内従業員のハラスメント傾向を事前に分析し、そのリスクを予測することで、健全な職場環境の構築を支援するもの。
ハラスメント問題が企業経営に与える影響はますます深刻化し、ハラスメント行為による様々なトラブルが発生していることを受け、同社は入社前の選考段階や昇進前にハラスメントのリスクを予測できるツールとして本機能を開発した。
本機能には5種類のハラスメントタイプ分析が備わっていて、ハラスメントの傾向を「隠匿支配権力型」「支配権力型」「感情権力型」「立場利用型」「無神経型」の5つに分類し、詳細な傾向を分析するという。
同社は本機能について、通常の適性検査の一部機能として実施することで、被験者がハラスメント傾向を分析されていることを意識せず、自然体で受験できると解説。本来の性格適性に基づく正確な分析が可能だとしている。
同社が提示する導入メリットは下記の3点だ。
採用の質を向上 : 採用候補者の潜在性格適性を評価することで、入社後のハラスメントリスクを抑制。
管理者選定のリスク回避 : 管理職登用後のハラスメント発現リスクを軽減し、適切な人材配置を実現。
社内トラブルの未然防止 : ハラスメントを未然予防することで、健全な職場環境を維持、不本意な離職防止。
まとめ
ハラスメント問題は企業規模や業種を問わず起こりうるものであり、企業は未然に防ぐ取り組みに注力する必要がある。そうした中、本機能は採用活動から管理者登用、そして日頃の従業員へのケアと、幅広い用途で活用ができるものとして重宝されることだろう。
ハラスメント対策については厚生労働省も様々なコンテンツを提供している。併せて参考にしていただきたい。
あかるい職場応援団(厚生労働省)