営業事務をきついと感じる人は約8割!特にきついのは? Biz Hits調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤陽介)は、営業事務経験者180人を対象に「営業事務のきついところに関する意識調査」を実施した。
調査概要
調査対象:営業事務をしたことがある人
調査期間:2024年12月5日~19日
調査機関:株式会社ビズヒッツ調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:180人(女性129人/男性51人)
回答者の年代:20代 16.1%/30代 42.3%/40代 23.3%/50代以上 18.3%
出典元:【営業事務のきついところランキング】経験者180人アンケート調査(株式会社ビズヒッツ)
約8割が感じている営業事務のきつさとは
本調査結果を見ると、営業事務をきついと感じることがある人は「よくある(36.7%)」「たまにある(41.1%)」を合わせて8割近くにのぼっている。
具体的には「顧客のクレーム対応(15.0%)」「業務量が多く内容が多岐にわたる(12.8%)」「営業担当や顧客とのやり取り(10.0%)」「緊急案件の多さ(8.9%)」「営業担当との相性(6.7%)」「板挟みのストレス(6.7%)」などにきつさを感じているという。
上位にランクインした回答を見ると、主に「顧客や営業担当との関わり」と「業務量」が多いようだ。
同社は1位に挙げられた「顧客のクレーム対応」について、回答者らは営業担当のミスや、営業担当から聞いていない件について責められたり問い詰められたりすることに理不尽さを感じている様子がうかがえると報告している。
また、2位の「業務量が多く内容が多岐にわたる」については、日常業務以外にも営業担当から都度依頼される業務等もあり「やることが多すぎて忙しい」と感じている人が多い状況にあると指摘した。
さらに本調査では営業事務の経験者180人に「営業事務の業務に向いている人」についても質問。その結果「コミュニケーション能力が高い(40.0%)」との回答がダントツで多く、全体の4割を占めたという。次いで「コツコツ取り組める(11.1%)」「臨機応変な対応ができる(10.6)」もランクインした。
まとめ
日常業務から営業担当の補佐と、多岐にわたる業務を担当することが多い営業事務。営業活動を間接的に支える重要なポジションであり、やりがいも大きいと考えられる。一方で「きつい」と感じている人も多くいることが明らかになった。
社内外の様々な人と関わりながら、柔軟に対応していくことが求められる営業事務は、メンタル面での負担も大きいのではないだろうか。業務量の調整やメンタルヘルスケアの充実など、安心して働ける環境の整備がより重要となりそうだ。