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約8割が「仕事始め」に不満、内容は「上司に対して」が1位 Job総研調査

2025.02.12

パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関『Job総研』は「はたらく現場での疑問」を収集する『Job weeQ』にて、匿名社会人ユーザーを対象に「仕事始めのリアル」に関する調査を実施した。

調査概要

参加対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件 :全国/男女/20~50代
実施期間 :2025年1月15日〜1月24日
総投稿数 :834件
調査方法 :インターネット調査
出典元:Job weeQで「仕事始め」のモヤモヤを募集しました(Job総研/パーソルキャリア株式会社)

約8割が抱える仕事始めの不満

約8割が抱える仕事始めの不満

本調査ではまずはじめに、2025年の仕事始めに職場で不満を感じる出来事があったか質問。「あった派(77.5%)」が「なかった派(22.5%)」を大きく上回る結果となっている。また、不満だと感じた内容については「上司に対して」(36.3%)」が最も多く、 次いで「同僚に対して(18.5%)」「休暇・休み方について(13.7%)」が続いている。

上司に対する不満の具体的な内容としては「年末年始に関するプライベートなことを聞かれた」「上司が初日から休みだった」「出社を要請された」などのコメントが寄せられたようだ。

また「上司」「同僚」「休暇」に共通する不満の一つとして投稿された「年末から仕事始めにも有給休暇をとる人に不満を覚えた」エピソードへの共感度は「共感する派(59.0%)」が過半数を占めたことも報告されている。

なお、共感する派からは「自分が取れていないなら尚更モヤモヤする」「不満が挙がるシステムや管理へのモヤモヤがある」といった声が寄せられたという。一方で、共感しない派から「メリハリがついている人なら何も思わない」「有給は社員の権利」などのコメントがあったことも報告された。

まとめ

通常の休暇とは異なる長期休暇明けの仕事始めには、普段とは異なる不満を抱きやすいと考えられる。多様な働き方を実現させていく上では、こうした長期休暇の在り方についても見直す必要がありそうだ。

本調査においても「不満が挙がることに対する不満」という声もみられており、休暇を取得しやすい環境の整備を進めることの重要性が示唆されたと言えるだろう。本調査結果も参考に、自社の体制や制度を見直す機会としてみてはいかがだろうか。