就職活動において「研修・教育制度」を重視する学生が9割超え 学情調査
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まる中「研修・教育制度」について学生がどの程度重視しているかを明らかにした。
調査概要
調査期間:2025年1月16日~2025年1月30日
調査機関:株式会社学情
調査対象:スカウト型就職サイト「あさがくナビ2026(2025年3月1日より、「Re就活キャンパス」にブランドリニューアル)」へのサイト来訪者
有効回答数:406件
調査方法:Web上でのアンケート調査
出典元:9割超の学生が就職活動で「研修・教育制度」を重視。 「定期的に研修や教育の機会があると、継続的に成長できそう」の声(株式会社学情)
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある
9割超が「研修・教育制度」を重視 特に重視するのは「社内の研修制度」
本調査結果を見ると、就職活動において企業の研修・教育制度を「重視する(44.8%)」と回答した学生が半数近くに及んでいる。「どちらかと言えば重視する(45.8%)」を合わせると、9割以上の学生が、就職活動において研修・教育制度を重視していることが明らかになった。
研修・教育制度を重視する理由としては「効率的な業務の進め方が学べる」「研修があったら安心して業務に取り組める」などの声が寄せられたという。また「定期的な研修・教育の機会により継続的な成長が見込める」との声もあったようだ。
また、企業の教育制度・キャリア形成支援で重視するものは「社内の研修制度(70.4%)」「資格取得支援(46.1%)」「異動や配属に関する希望を出せる制度(44.6%)」が上位に並んだ。
まとめ
キャリア形成の重要性が増す中で、学生らは社内で受けられる研修制度を重視して就職活動に取り組んでいることが明らかになった。キャリア形成の重要性が高まる中、企業に対して成長の機会や支援を求めているようだ。
自律的な学びを促進する上でも、社内での研修・教育がきっかけのひとつになると考えられる。学習意欲の向上につながる取り組みや、継続した学習をサポートする制度の充実など、今後の自社の取り組みについて検討する機会としていただきたい。











