勤怠管理システム、導入数が多いのは? BOXIL調査
スマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:林詩音)が運営するSaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」は、勤怠管理システムの導入に携わったことのある1588人を対象に「勤怠管理システムに関するアンケート調査」を実施。利用者の多い勤怠管理システムを調査した。
調査概要
タイトル:勤怠管理システムに関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20〜60代 1588人
調査期間:2025年1月7日〜1月9日
調査主体:BOXIL
出典元:勤怠管理システム利用サービス調査 人気はマネーフォワード、ジョブカン、ジンジャー 重視するのは料金、操作性の良さ(BOXIL/スマートキャンプ株式会社)
※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある
最も選ばれたのは「マネーフォワード クラウド勤怠」
同社の発表によると、本調査において、導入した勤怠管理システムとして最も回答が多かったのは「マネーフォワード クラウド勤怠(18.3%)」で、次いで「ジョブカン勤怠管理(13.7%)」「ジンジャー勤怠(10.7%)」が上位に並んだという。
4位以下には「HRMOS勤怠」「MINAGINE勤怠管理」「楽楽勤怠」「freee勤怠管理Plus」「KING OF TIME」が7〜6%台でつけており、これら上位8サービスで全体の4分の3以上を占めたことが報告されている。
同社は導入した勤怠管理システムについて、所属企業の従業員数別でも集計。所属企業の従業員数が300人未満の894名に限定した回答を見ると「マネーフォワード クラウド勤怠(20.5%)」「ジョブカン勤怠管理(12.8%)」「ジンジャー勤怠(11.5%)」と「マネーフォワード クラウド勤怠」の利用割合が全体の集計より高い傾向にあることがわかる。
一方で、所属企業の従業員数が1000人以上の企業に勤める396名の回答では「マネーフォワード クラウド勤怠(17.9%)」「ジョブカン勤怠管理(17.2%)」「ジンジャー勤怠(9.1%)」となり「ジョブカン勤怠管理」の割合が全体の集計より高めであることがわかった。
勤怠管理システム選定時に最も重視されているのは?
次に同社は、勤怠管理システムを選定する際に重視したポイント(複数回答可)についても質問。最も多くの回答が寄せられたのは「料金・導入/運用コスト(575人/36.2%)」で、次いで「操作性の良さ(499人/31.4%)」「導入実績(483人/30.4%)」「業界シェア(421人/26.5%)」「口コミ・評判(354人/22.3%)」「システムの信頼性や安定性(336人/21.2%)」が続いている。
半数以上の回答が集まるような大きな偏りはなく、各種機能についてはいずれも回答数が10%前後となったことから、同社は抱える課題は企業ごとに細分化されているとの見解を示した。
まとめ
勤怠管理は人数が増えるほど担当者の負担が大きくなり、業務効率化や属人化を防ぐためにもシステムの活用が望ましい業務である。数多くのシステムが提供されており、その中から自社の状況や課題に合うものを選定することが重要となるだろう。
本調査結果からは、企業が勤怠管理において抱える課題はそれぞれ異なることもうかがえる。改めて自社にどのような課題があるか把握し、活用するツールについて見直しや選定を行う機会としてみてはいかがだろうか。











