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SmartHRが「勤怠管理」機能を提供開始 英語含む8言語に対応

2025.04.03

株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」は、従業員と管理者が迷いなく使える「勤怠管理」機能を4月2日より提供開始した。

提供開始に至った背景

提供開始に至った背景

働き方改革関連法案施行やコロナ流行以降、フレックスタイム制やリモートワークの導入など「働き方」の多様化が加速。さらに、高齢者や障害者の雇用促進、外国人労働者数の増加など「働き手」の多様化も進むなか、勤怠管理業務が複雑性を増し続けている点に同社は着目。勤怠管理に関わる打刻や各種申請が複雑化したことで、従業員にとっても負担が増大していることを問題視したことから、本機能の提供に至ったという。

同社は本機能の提供で勤怠管理の業務効率化をサポートし、バックオフィス担当者・従業員双方の負担軽減に寄与する。労務管理業務を通じて更新される最新の従業員データを「勤怠管理」機能にシームレスに連携させることで、労務担当者のデータメンテナンスコストは大幅に削減されるという。さらに本機能は、直感的な操作性と、やさしい日本語を含む8言語に対応。すべての従業員にとって使いやすい「勤怠管理」機能を提供している。

誰もが使いやすい新機能

誰もが使いやすい新機能

本機能は、日々の勤怠管理の運用から締め作業までを簡単に行うことができるのが1番の特長だ。

特に管理者にとって負荷が高い出勤簿の修正についても、効率的に作業することができるという。本機能では出勤簿の記入不備を一覧で把握し、まとめて修正をかけることが可能となっている。さらに、締め作業時に不備が見つかった場合、従業員への修正依頼を勤怠システム上で行うと、その依頼はメール通知のほか、本サービスのスマートフォンアプリからプッシュ通知・バッチ通知といった従業員が気付きやすい形で知らせることができる。

また、従業員データや組織情報は「SmartHR」の労務管理業務を通じて常に最新の情報と連携され、データ設定の負担も軽減される。

打刻や申請、勤怠状況の確認はPC・スマートフォンのどちらからでも行うことができ、従業員・承認者ともに効率化が期待できる。

出典元:新機能「勤怠管理機能」をリリースしました(株式会社SmartHR)

まとめ

同社は独自の調査により、人事労務担当者の78.6%が「勤怠データが組織の生産性向上に役立つ」と期待していることを明らかにしている。一方で、勤怠データの不整備や収集・集計・分析への課題も多くみられたことから、本機能の提供において課題解決にも寄与したいと考えているようだ。

組織内の業務負荷のバランスや労働時間の可視化による過重労働の防止など、組織状況の改善に取り組む上で欠かせない情報源となるのが、勤怠データとも言える。勤怠管理の効率化だけでなく、データの正確な収集や集計、分析といった点でも、勤怠管理ツールの活用を進めていく必要があるのではないだろうか。本サービスの今後の展開にも注目したい。