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若手女性の8割以上が「1on1で転職意欲が強くなった」と回答 給与アップ研究所

2025.07.16

株式会社給与アップ研究所は、女性活躍推進の流れを受けて社会全体で「管理職を目指す女性」への期待が高まっていることに注目。企業が1on1面談やキャリア支援制度を、導入するなど環境整備が進められている一方で「面談しているのに、なぜか辞めていく若手女性」がいる背景を調査した。

調査概要

調査期間:2025年1月8日〜1月14日
調査対象:社会人経験3年以上で転職経験があり、管理職志望がある24歳〜29歳の総合職女性
有効回答数:106名
調査手法:インターネット調査(IDEATECH「リサピー®︎」使用)
出典元:管理職志望若手女性人材の転職に関する調査(株式会社給与アップ研究所)

望むのは「信頼できる関係性」を築ける上司

管理職を志す若手女性たちに対し、転職や上司との関係について調査を実施。その結果「1on1やフィードバックに違和感がみられた」という報告がされた。さらに、前職の元上司との1on1面談に不満があったという人は81.7%にも及んでいる。そのうち84.2%は、1on1面談がきっかけで「転職意識が強くなった」と回答した。

また、若手女性たちが望んでいるのは「自分の話にきちんと耳を傾けてくれる」「キャリアの悩みに寄り添ってくれる」「指摘よりもフィードバックをくれる」といった、信頼できる関係性を築ける上司像だということが浮き彫りになった。

まとめ

本調査の結果から「面談の実施」は離職防止につながらないどころか、かえって離職のきっかけになっている可能性があることが明確になった。詳細のレポートでは若手女性が失望した面談の内容を分析しながら「1on1が離職のきっかけになる現実」を伝えている。評価制度やマネジメントの改善・検討の参考にしてほしい。