総務・人事・経理の本音「ノーミスは当たり前じゃない」 RX Japan調査
日本最大級の展示会主催会社であるRX Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田中岳志)は、総務・人事・経理などバックオフィス部門勤務の828名を対象に「総務・人事・経理の本音調査」を実施した。
調査概要
調査期間:2025年6月27日〜2025年6月30日
調査手法:インターネット調査(マクロミルパネル)
調査対象:18-65歳のビジネスーパーソン(総務・人事・経理などのバックオフィサー828名/非バックオフィサー828名)
調査委託先 :QO株式会社
出典元:RX Japan株式会社
総務・人事・経理「6つの本音」
本調査では総務・人事・経理担当者の「6つの本音」が明らかになった。共感の割合が最も高かった「本音」は「ミスは目立つが、ノーミスは当たり前扱いされてしまう」。じつに、71.8%が共感した。僅差で「ちょっとした業務でも仕事で外出すると、気分の切り替えになる」が続き、70.0%が共感している。
また「名もなき雑用に追われることが多い」では、63.2%。役割分担があいまいな”名もなき雑務”が、バックオフィス担当者を振り回している実態が明らかになっている。
そのほか「私に言われても困ることを、よく聞かれたり言われたりする(67.4%)」、「提出期限を守らない人に頭を悩ませることが多い(66.0%)」、「社内の人からの感謝の言葉が仕事の原動力である(65.7%)」が高い割合に。これら6つが「バックオフィス担当者に共通する本音」として紹介された。
まとめ
バックオフィス業務は「正確かつ早く」が求められる一方で、「できて当たり前」と評価されやすい実態が可視化された本調査。提出期限を守らない人に悩まされている声も多く、このことで「軽んじられているのでは?」と悩んでしまう人もいるようだ。「名もなき雑用」に振り回されることも多く、バックオフィス担当者の負担増につながっていることがうかがえる。
本調査では「感謝の言葉が原動力」と回答する人も6割を超えることが明らかになった。この数字は、日々の業務に悩みや不満を抱えながらも、社員からの「ありがとう」を原動力に、業務に励んでいる人が多いことを物語っている。
外出する機会も少なく、黒子のようにフロントオフィスを支えているバックオフィス担当者たち。業務への評価の仕組みや、感謝の見える化など、気持ちよく働ける環境の整備が、エンゲージメント向上のカギとなりそうだ。














