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学生の約8割が「リモート勤務制度がある企業は志望度が上がる」 学情調査

2025.08.19

株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「リモート勤務」についてインターネットアンケートを実施した。リモート勤務制度の有無による志望度への影響や、重視する度合いについて明らかにしている。

調査概要

調査期間:2025年6月30日~2025年7月13日
調査機関:株式会社学情
調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)」へのサイト来訪者
有効回答数:289件
調査方法:Web上でのアンケート調査
出典元:学生の8割が“志望度アップ”と回答!リモート勤務制度が採用成功のカギに(2025年8月)(株式会社学情)
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある

「リモート勤務制度がある」企業は志望度が上がる?

「リモート勤務制度がある」企業は志望度が上がる?

本調査ではまずはじめに、リモート勤務制度がある企業への志望度について質問。その結果「志望度が上がる(33.2%)」「どちらかと言えば志望度が上がる(44.3%)」との回答が寄せられ、合わせると8割近くが志望度が上がると考えていることが明らかになった。柔軟な働き方が実現できることへの、期待があるようだ。

また、フルリモートや居住地自由の制度がある企業については「志望度が上がる(33.2%)」「どちらかと言えば志望度が上がる(39.4%)」の合計が約7割となっている。

続いて本調査では、就職活動においてリモート勤務の有無をどの程度重視するか質問。その結果「最優先で重視する(11.4%)」との回答は1割程度にとどまり、最も多い回答は「最優先ではないが重視する(42.9%)」だった。リモート勤務の制度があることに対して「うれしい」との声があると同時に、出社の重要性を感じている人が多いことから、最優先の条件にはなっていないと推察される。

まとめ

リモート勤務制度の有無が志望度に与える影響は大きいようだ。約8割もの人が、リモート勤務制度があることで、志望度が上がると回答している。しかしその一方で、制度の有無を重視する度合いについては「最優先で重視する」という人は1割程度と、決して多くはない。あくまでも「あればなお良い」という感覚の人が多い、という結果となった。

本調査結果からは、学生らが臨機応変に働き方を選択できる環境に魅力を感じていることがうかがえる。採用担当者は本調査結果も参考に、自社の勤務制度や、学生に向けたアピール方法などの検討材料にしたい。