労務クラウドツール「カテゴリ別」導入実態ランキング キャスター調査
株式会社キャスター(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川祥太)は、人事労務専門サービス「CASTER BIZ HR」を利用する企業の一部を対象に、実際に導入されている労務クラウドツールの利用状況を調査した。
調査概要
調査対象:キャスターのCASTER BIZ HRを利用するクライアントの一部
集計対象企業数:80社
調査方法:各社が実際に利用している労務クラウドツールをカテゴリ(勤怠管理/給与計算/人事・労務手続き)および従業員規模別に集計
調査実施:2025年8月
出典元:【キャスター独自調査】労務クラウドツール導入実態ランキング2025(株式会社キャスター)
備考:本調査はキャスター独自のクライアントデータに基づくものであり、市場全体を代表するものではない
労務クラウドツールの導入実態をカテゴリ別・企業規模別に調査
同社はカテゴリ別に、最も多く利用されている労務クラウドツールは「勤怠管理:KING OF TIME」「給与計算:freee人事労務」「人事・労務手続き:SmartHR」であったことを報告した。さらに、企業規模別では「中小企業:freee人事労務」「大企業:SmartHR」の割合が多い傾向がみられたという。
カテゴリ別ランキングのTOP3は下記の通り。
【勤怠管理】
1位 KING OF TIME(16社)
2位 freee人事労務(7社)
3位 freee勤怠管理Plus(6社)
【給与計算】
1位 freee人事労務(33社)
2位 マネーフォワードクラウド給与(14社)
3位 給与奉行クラウド(4社)
【人事・労務手続き】
1位 SmartHR(23社)
2位 freee人事労務(21社)
3位 マネーフォワードクラウド人事管理(3社)
500名規模未満の企業では「freee人事労務」「SmartHR」が多い
従業員規模別では、下記の傾向がみられた。
・〜50名規模:freee人事労務を導入する企業が最多となり、中小企業で高い浸透度
・51〜200名規模:freee人事労務、SmartHRの導入が多い
・201〜500名規模:freee人事労務、SmartHRの導入が多い
・501名以上規模:SmartHRの導入が多い
まとめ
人事・労務担当者の効率化に不可欠な労務クラウドツール。今回の調査では、それぞれの強みや規模に応じて使い分けられている実態がみえてきた。ツールの導入は企業規模はもちろん、コストや従業員の操作性、新機能のアップデートのアナウンスのわかりやすさや問い合わせ対応など、さまざまな角度からの検討が必要になる。導入や切り替えの際の参考材料にしたい。














