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パソコン作業に集中できる環境「無音で静か」が最多 NEXER調査

2025.10.15

株式会社NEXERは新大阪のシェアレンタルオフィスWORKPHIL(ワークフィル)と共同で、事前調査で「普段パソコンを使った作業をすることがある」と回答した全国の男女500名を対象に「パソコン作業時の環境」についてアンケート調査を実施した。

調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月2日 ~ 10月6日
調査対象者:事前調査で「普段パソコンを使った作業をすることがある」と回答した全国の男女
有効回答:500サンプル
調査主体:株式会社NEXERとWORKPHILによる調査
出典元:WORKPHIL
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある

約5割が「無音の静かな環境」がパソコン作業に集中できると回答

約5割が「無音の静かな環境」がパソコン作業に集中できると回答

本調査ではまずはじめに「パソコン作業をするとき、最も集中できる環境はどんな状況ですか?」と質問。44.8%が「無音の静かな環境」と回答し、最多となった。そのほか「好きな音楽が流れている環境(20.6%)」「落ち着いたBGMが流れている環境(13%)」との回答も一定数寄せられている。

その理由として「無音の静かな環境」と回答した人は、音がないことを「気が散らない」「集中できる」と感じていた。反対に「好きな音楽が流れている環境」を選んだ人は、好きな音楽で「自分のペースに乗れる」「集中力があがる」と感じていることも可視化された。

また「落ち着いたBGMが流れている環境」と回答した人からは、「音楽がある環境といっても、好きな音楽だと集中できない」という意見もみられた。

パソコン作業の際、集中するために工夫していること

パソコン作業の際、集中するために工夫していること

次に本調査ではパソコン作業の際に、集中できるように工夫していることがあるかを質問。その結果、18.8%が「工夫していることがある」と回答した。

具体的な内容としては「静かな環境に身を置く」や「リラックスできる環境を自分で作る」といった回答が目立った。自分が集中できる環境を理解した上で、対策をとっていることがわかる。

まとめ

パソコン作業に集中するためには「無音の環境が望ましい」と考える人が半数近くに及ぶことが明らかになった、本調査。一方で、何らかの音がある環境を望む人も一定数存在している。このことからも、オフィス環境では柔軟な対応が必要だといえるだろう。

集中力の欠如はミスを招く可能性を高め、生産性にも影響する。従業員が集中できる環境が整っているか、改めて自社の環境を見直す機会にしたい。