掲載希望の方 オフィスのミカタとは
従業員の働きがい向上に務める皆様のための完全無料で使える
総務・人事・経理・管理部/バックオフィス業界専門メディア「オフィスのミカタ」

社内スカウト、約7割が「受けてみたい」 ビズリーチ WorkTech研究所調査

2025.10.17

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、働く人の活躍を支えるテクノロジー“WorkTech”に関する研究機関「ビズリーチ WorkTech研究所」は、ビズリーチ会員を対象に社内異動に関するアンケートを実施した。

調査概要

調査内容:転職やキャリア観、社内異動に関するアンケート
調査対象:ビズリーチ会員
調査期間:2025年8月4日~2025年8月10日
有効回答数:648
調査主体:ビズリーチ WorkTech研究所調べ
出典元:<ビズリーチ WorkTech研究所 社内異動に関する意向を調査>約7割が「社内の他の部署からスカウトを受けてみたい」(株式会社ビズリーチ)
※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合がある

社員が魅力を感じる社内スカウトとは

社員が魅力を感じる社内スカウトとは

「社内の他の部署からスカウト(社内スカウト)を受けてみたい」と回答する人が71.5%にのぼることが、可視化された本調査。「どのようなスカウトに魅力を感じますか」という質問には「自分のスキルや経験に対する評価がわかる(70.1%)」との回答が最多となった。自身のスキルや専門性に対する、客観的なフィードバックを強く期待していることがうかがえる。

次いで「自身の専門性をより高められる、または生かせる(42.8%)」「自身の市場価値を高めるスキルや経験が得られる(36.7%)」が続いた。このことから、社内スカウトから、具体的なスキルアップやキャリア形成につなげたいというニーズもあることがわかる。

さらに「社内の他の部署からスカウトを受けてみたいですか」という設問を、現在転職を検討しているビジネスパーソンの回答に限定して集計。その結果、72.0%が受けてみたいと回答したことが明らかになった。社内で新たなキャリアの選択肢を示すことができれば、人材の社外流出を止められる可能性があると考えられる。

まとめ

本調査では、社内スカウトを通じて自身の適正な評価を知れることに魅力を感じる人が約7割と、客観的なフィードバックを求めている人が多い様子が浮き彫りになった。適正な評価の機会を、従業員が求めていることの現れといえるだろう。

転職希望者の社内スカウトへの関心も高く、社内スカウトが既存社員の活躍促進だけでなく、退職抑止にもつながる可能性が示唆された。社内でのキャリア形成の選択肢を広げるという観点からも、社内スカウト制度の導入や活用を検討したい。