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約6割が「営業人員が不足」と回答、「ノウハウ不足」も課題 ウィルグループ調査

2025.10.20

株式会社ウィルオブ・ワーク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村上秀夫)が運営する営業代行サービス「セイヤク」は、IT企業で働く20歳以上の男女529名を対象に「営業課題に関するアンケート調査」を実施した。

調査概要

営業課題に関するアンケート調査
調査期間:2025年9月12日~9月15日
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査対象:IT企業で働く20歳以上の男女
有効回答数:529
出典元:株式会社ウィルオブ・ワーク

営業人員、約6割が「不足している」と回答

営業人員、約6割が「不足している」と回答

本調査ではまずはじめに、営業人員の状況について質問。「大きく不足している(15.7%)」「やや不足している(42.7%)」と、合計すると58.4%が営業人員の不足していると回答した。

営業経験・ノウハウ不足も約4割が実感

営業経験・ノウハウ不足も約4割が実感

続いて「営業活動を行ううえで不足しているリソース」をたずねた項目では「営業経験・ノウハウ(38.2%)」が最多に。次いで「営業人員(36.1%)」「営業活動に割ける時間(21.2%)」と続いた。

さらに「あなたの会社では営業と開発のどちらにより注力していると感じますか?」と質問。その結果、それぞれの回答割合は「開発に注力している:38.0%」 「営業に注力している:21.9%」になった。28.8%は「ほぼ同じくらい」と回答しており、両立を図っている企業も一定数あることもうかがえる。

「開発が優先されている」と答えた人を対象に「営業よりも開発が優先されることによる影響」を質問。「営業活動に必要な人員が確保できない(36.3%)」「新規顧客開拓のスピードが遅くなる(30.8%)」「営業戦略が十分に練られない(29.9%)」が回答の上位を占めた。

まとめ

多くの企業で、営業人員が不足している実態が明らかになった本調査。人員だけでなく、営業経験やノウハウも不足していると感じている人が約4割にも及んだ。また、営業よりも開発を重視する傾向にある企業では、営業活動への影響を感じている人が多い様子もみられた。

営業活動は顧客からのフィードバックや市場の情報を収集する機会でもあり、企業の存続と成長とも深く関わっている。ツールや外部支援の活用など、人員やノウハウの不足を補う施策を検討したい。