ラクス、「メールディーラー」「配配メール」を「楽楽クラウド」にブランド統合

株式会社ラクス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中村崇則）は、問い合わせ管理システム「メールディーラー」を「楽楽自動応対」に、メールマーケティングサービス「配配メール」を「楽楽メールマーケティング」に名称を変更。「楽楽クラウド」として、ブランドを統合すると発表した。

フロントオフィス領域に対象を拡大　多様な業務課題に対応

これまで同社の「楽楽クラウド」ブランドは経理、総務、人事といったバックオフィス領域に特化して展開してきた。今後は、フロントオフィス領域にも対象を拡大。同社はブランド統合により「企業の多様な業務課題に対応し、顧客体験のさらなる向上を実現する」としている。

生成AIの発展をはじめとする、市場環境の変化により企業が直面する業務課題への解決方法は大きく変化していると同社は分析。その中で、同社がこれまで提供してきた「メールディーラー」や「配配メール」についてもAI技術の活用によって、従来のメールの枠を超えた価値を提供するサービスへと変化している。

そこで同社は「メールディーラー」を問い合わせ自動応対システム「楽楽自動応対」に、メールマーケティングサービス「配配メール」を「楽楽メールマーケティング」に名称を変更し、「楽楽クラウド」へブランド統合。今後は従来の提供価値を進化させるとともに、生成AIを積極的に取り入れた新たなソリューションを提供する。

出典元：株式会社ラクス、「メールディーラー」「配配メール」を楽楽クラウドにブランド統合（株式会社ラクス）

各種サービス詳細

【楽楽自動応対】
AI機能を活用して、過去の応対履歴をもとに自動で問い合わせに答える問い合わせ自動応対システム。過去の応対履歴をもとにした返信文の生成やメールの内容を踏まえて優先順位付けを行う「リスク検知機能」により、メール応対業務を自動化する。さらに、応対状況の見える化によって、属人化や対応漏れ・遅れといった課題を解消し、問い合わせ応対業務の効率化を実現する。

【楽楽メールマーケティング】
累計導入社数10000社以上の導入実績から得た実践的ノウハウを詰め込んだメールマーケティングサービス。マーケティングの専門知識がなくても、直感的な操作でセグメント配信やステップメールなどの高度な機能を、誰でも簡単に使いこなせる。また、配信案の提案や添削といった成果を出すための“運用”を共に構築する継続的なサポートで、費用対効果に優れた効果的なメールマーケティングを支援する。

まとめ

支援の対象を拡大し、さらなる価値の提供を目指すという同社。バックオフィス、フロントオフィスともに効率化や戦略的な業務の実現に効果が期待できそうだ。今後のさらなる展開にも注目したい。