求人情報とリアルのギャップ、6割超が「経験アリ」 エン調査
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)は、運営する”派遣型のアルバイト”を集めた求人サイト『エンバイト』上で、サイトを利用するユーザーを対象に「求人情報とリアルのギャップ」に関するアンケートを実施した。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エンバイト』を利用するユーザー
調査期間:2025年8月26日~9月24日
有効回答数:1401名
出典元:「求人情報とリアルのギャップ」実態調査64%が、これまで求人情報と実際に働いた内容にギャップを感じた経験がある。最もギャップを感じた点は「仕事内容」が最多。(エン株式会社)
64%が「求人情報と実際の仕事」にギャップ
本調査では「これまでのアルバイトで、求人情報と実際に働いた内容に“ギャップ”を感じた経験はありますか?」との質問に対して、64%が「ある」と回答。もっとも大きなギャップを感じた点としては「仕事内容(業務範囲が違うなど)(48%)」「職場の雰囲気・人間関係(18%)」が上位に挙がった。ギャップに感じた点が“許容できる範囲のものであったか”をたずねた項目では「許容できる範囲だった」と回答したのは半数以下の43%だった。
応募前の職場見学、64%が「利用したい」
また「求人情報を見る際に、特に注意して見る項目はどれですか?」とたずねた項目では「“誰でも簡単”“未経験でも高時給”などの甘い言葉(53%)」が最多に。さらに、ギャップをなくすために求人情報に加えてほしい情報として「大変な点・厳しい点についての正直な記載(44%)」「1日の仕事の流れ(39%)」という結果になった。
「応募前に“職場見学”ができるとしたら利用したいと思いますか?」との質問に対しては、64%が「利用したい(ぜひ利用したい:28%、できれば利用したい:36%)」と回答している。
まとめ
求人情報と実際の労働状況にギャップを感じた経験がある人が、6割を超えることが明らかになった、本調査。こうしたギャップは早期離職につながる可能性も高く、採用担当者としてはできる限りなくしておきたいものだ。
求人情報に加えてほしい情報に「大変な点・厳しい点」や「1日の仕事の流れ」が挙がった。「可能な限り、リアルを伝える」ことで応募者数が減少する可能性はあるが、ミスマッチや早期離職の防止に有効といえるだろう。














