ミドル世代セカンドキャリア「検討したことがある」9割 エン調査
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)は、運営するミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「セカンドキャリア」についてアンケート調査を実施した。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
調査期間: 2025年7月10日~9月8日
有効回答数:1827名
出典元:ミドル世代の「セカンドキャリア」意識調査。9割がセカンドキャリアについて検討。検討理由は「価値観に合う仕事をしたい」。キャリア選択で重視することは「経験が活かせるか」「価値観に合うか」。(エン株式会社)
9割がセカンドキャリアについて検討 その理由は?
本調査ではまずはじめに「セカンドキャリア(人生の節目におけるキャリアチェンジ)について考えることはありますか?」と質問。90%が「ある」と回答した。「ある」と回答した人を対象に考える理由をたずねた結果「自分の価値観に合った働き方をしたいから(55%)」が最多だった。そのほか「ライフステージに合わせた働き方をしたいから(46%)」「今の仕事に満足していないから(43%)」が上位に挙がった。
続いて、「セカンドキャリアではどんな働き方を希望するか」を質問。最多の回答は「正社員・契約社員など企業に所属して働く(78%)」で、次いで「フリーランスとして働く(24%)」「起業する(23%)」となった。
さらに、セカンドキャリアを選択する上で重視することとしては「これまでの経験・キャリアが活かせるか」「自分の価値観に合った仕事ができるか」が同率67%でトップとなった。また、セカンドキャリアへの移行に対して不安を感じる点としては「知識不足」や「金銭面」「家族の理解」といった声が多く挙がっている。
まとめ
自分の価値観やライフステージに合った働き方をするために、セカンドキャリアについて検討している人が多くいることが明らかになった。働き方の選択肢にはフリーランスや起業も挙げられているが、多くは企業に所属することを望んでいるようだ。
こうしたセカンドキャリア人材の活用を推進していくことも、深刻化する人材不足を解決するひとつの手段となるだろう。豊富な経験や知識を持つセカンドキャリア人材にどうアプローチしていくか、改めて考える機会としていただきたい。














