主婦・主夫層の希望の働き方「在宅」「在宅と出社半々以上」が約6割 しゅふJOB総研調査
株式会社ビースタイル ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)が運営する調査機関「しゅふJOB総研」は「在宅勤務」をテーマに仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を実施した。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:713名(※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計)
調査実施日:2025年9月18日~2025年9月30日
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
出典元:在宅勤務を主婦・主夫層はどれくらい希望?/「在宅・在宅と出社半々以上」約6割(しゅふJOB総研/株式会社ビースタイル ホールディングス)
在宅勤務の経験者は約4割も、職種によって差
本調査ではまず初めに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に在宅勤務の経験有無について質問。その結果「ある」と回答した人が37.6%で、2023年より2.5ポイント上昇した。
また、これまでの仕事経験でメインとなるキャリアの職種カテゴリーとして多かった上位3つ「オフィスワーク」「小売・販売」「フード・飲食」で在宅勤務の経験者比率を比較。
庶務など一般事務系のオフィスワークでは在宅勤務の経験者比率が4割を超えたのに対し、小売・販売とフード・飲食では2割に届かなかった。さらに、オフィスワーク系の中でも比較を実施。人事・総務系、経理・財務系およびそれら以外の専門職で、在宅勤務の経験者比率が一般事務系を上回った。
オフィスワーク系「在宅勤務を半々以上を希望」が約6割
続いて「在宅勤務と出社勤務について、あなたの希望に最も近いものをお教えください」と質問。その結果、「在宅勤務と半々以上を希望する」が6割近くとなった。2023年と比較すると1.5ポイント増加している。
また、メインキャリアTOP3の比較では、一般事務系のオフィスワークが希望者が最も多く、6割を超えた。オフィスワーク系の職種での比較は、人事総務系の比率が一般事務系を下回った。
まとめ
本調査では主婦・主夫層の半数以上が「在宅勤務と半々以上」を希望していることが明らかになった。その一方で、職種によっても希望する働き方が異なることも可視化された。
同社は本調査結果を受けて「在宅か出社かといった二元論ではなく、誰もが希望に合わせて最適な働き方を選択できる職場構築を進めていくことが大切だ」とコメントしている。柔軟な働き方を選択できる環境づくりや制度構築の参考にしたい。














