2026年ミドルの求人、8割の転職コンサルタントが「増加する」と予測 エン調査
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「2026年ミドルの求人動向」についてアンケートを実施した。
調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『ミドルの転職』を利用するコンサルタント
調査期間: 2025年10月24日~10月31日
有効回答数:170名
出典元:「2026年ミドルの求人動向」調査 転職コンサルタントの81%が、2026年はミドル世代対象の求人が「増加する」と予測。 ミドル求人が増加する理由トップは「若手人材の不足による採用人材の年齢幅拡大」。(エン株式会社)
転職コンサルタントの8割が「ミドルの求人が増加する」と予想
本調査では、「2026年のミドル人材を対象とした求人がどのように変化すると思うか」と質問。81%が「増加すると思う」と回答した。また、2026年は「ミドル人材にとって転職に適した年かどうか」をたずねた結果、86%が「思う」と回答した。
2026年、ミドルの求人が増加すると予測する理由としては「若手人材の不足により、採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため(57%)」「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため(45%)」「管理職が不足しているため(34%)」が上位に並んでいる。
増加が予測される業種は「建設・不動産」が最多
さらに、具体的な業種や職種を予測。業種は「建設・不動産(45%)」が、職種では「技術系(IT・Web・通信系)(35%)」が最多となった。年齢層では「40代前半(40歳~44歳)(71%)」が多く、ポジションでは「課長クラス(69%)」という結果になった。
また、2023年、2024年頃の直近2~3年と比較して「ミドル人材に求められるスキルに変化があるか」を質問。その結果、68%が「変化してきている」と回答した。続いて、35歳以上のミドル人材に採用企業が求めるスキルとしては「高い専門性とそれに基づく業務遂行能力(84%)」がトップに挙がった。
まとめ
若手人材の不足やキャリア採用の拡大などが要因となり、増加が見込まれているミドル人材求人。求められるスキルにも変化がみられているとして、特に即戦力人材を希望する企業が多いとの見解が示された。
そうした中、企業においては求める人材像やスキルの明確化や、それを踏まえた採用PRの実施がより重要となっている。採用計画の立案に本調査結果を参考にしたい。











