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20代求職者の8割超が就職先における「働きがい」を重視 ジェイック調査

2025.12.03

株式会社ジェイックが運営するフリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®︎」は、登録する20代の求職者に対して実施した「就職先における‟働きがい”の重要性」に関するアンケート結果を発表した。

調査概要

調査名称:「就職活動における‟働きがい”の重要性」に関するアンケート調査
調査対象:株式会社ジェイックのサービスに登録した20代求職者
調査機関:株式会社ジェイック調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2025年7月17日~11月5日
回答者数:107名
出典元:【調査】20代求職者に「就職先における‟働きがい”の重要性」について調査(株式会社ジェイック)

8割以上が「働きがい」を重視

8割以上が「働きがい」を重視

本調査では「就職先を検討する上で、その仕事に‟働きがい”があるかどうかは重要ですか?」と質問。「とても重要(45.8%)」「やや重要(41.1%)」と「重要」とする回答が8割を超えた。

就職先の検討で重要視する「働きがい」とは

就職先の検討で重要視する「働きがい」とは

具体的に‟働きがい”として感じるものについては「成長:スキルアップなど自分の可能性の拡大(48.6%)」「待遇:満足のいく給与や賞与を得ること(47.7%)」「貢献:誰かの役に立つこと(43.9%)」などが上位に挙がった。金銭的な報酬(待遇)を重視しつつも、自身のスキルアップ(成長)や他者への貢献といった、精神的・将来的な報酬も求めている20代の求職者も多い。

また、4位には「評価:自分の仕事や成果が認められること(37.4%)」が挙げられており、適正な評価基準をもうけることの重要性もうかがえる調査結果となった。

同社はこうした調査結果を受けて「求職者がどのような成長を望んでいるのかを丁寧に確認し、その成長を実現するために『入社後、どのようなキャリアパスや学びの機会を提供できるのか』、さらに『自社の事業が社会や顧客にどのように貢献しているのか』を、採用活動の場で具体的かつ魅力的に伝えていくことが重要です」とコメントしている。

まとめ

採用の難度が上昇する中で、給与をはじめとする待遇面の充実を図る企業も少なくない。しかし本調査では、20代求職者が「働きがい」として最も多く選択したのは「成長」であり、さらに「待遇」に次いで多く挙げられたのは「貢献」だった。

求職者の志望度を上げる上で「入社後にどのような成長や貢献に期待できるか」を、明確に打ち出していくことが重要だと考えられる。その上で、適正な評価と満足のいく待遇を整備していくことが重要といえるだろう。

レポートの中で同社は、入社後の定着・活躍支援の重要性も説いている。採用後のフローも含め、採用・人材育成の取り組みについて検討する上で、ぜひ参考にしたい。