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4割強が「二日酔いを複数回経験」予防と対策は? 大正製薬調査

2025.12.04

大正製薬株式会社は、全国の20 歳以上の男女1000人の「二日酔い経験者」を対象にインターネット調査を実施。調査結果と医師が監修した「翌日のパフォーマンスを下げないお酒の飲み方」を公開した。

調査概要

調査時期:2025年11月
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20代以上の男女(1000人)性別年代均等割付
調査会社:Freeasy
出典元:宴会シーズン突入、「二日酔い」になりたくない!医師に聞く“翌日のパフォーマンスを下げない”お酒の飲み方(大正製薬株式会社)

飲み会翌日に感じる「だるさ」や「集中力の低下」は単なる二日酔いじゃない?

飲み会翌日に感じる「だるさ」や「集中力の低下」は単なる二日酔いじゃない?

同社が 2025年11月に実施した調査によると、「二日酔い経験者」のうち複数回の経験を持つ人が4割強を占めたことが明らかになった。

さらに「実際に効果を感じた二日酔い対策」を質問。飲む前に軽く食事を取る(空腹で飲まない)(183人)」が最多だった。次いで「飲む前にウコンやタウリンなどを含むドリンクやサプリを飲む(130人)」「ゆっくり飲む・ペースを意識して飲む(118人)」「お酒と一緒に水やお茶を飲む(チェイサーを欠かさない)(115人)」「十分な休養・睡眠を取る(101人)」といった対策も挙げられた。

この結果と併せて、済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師による「お酒を飲んだ翌日の体調不良の本質」の解説も紹介している。谷口医師は、飲酒した翌日の体調不良を「“脱水”と“肝臓の疲弊”」と指摘。アルコールの分解には多くの水とエネルギーが消費され肝臓がフル稼働した結果、体全体の代謝とエネルギー供給が低下してしまうという。谷口医師は二日酔いを防ぐためのルールとして「空腹で飲まない」「1杯のお酒に1杯の水 チェイサーを欠かさない」「魚介のおつまみはマスト」「翌朝は“脱水+低血糖”を意識したリカバリー」の4つを挙げている。

まとめ

二日酔いの状態では仕事のパフォーマンスも低下してしまう。楽しくお酒を飲むためにも、できる限りの対策はしておきたいところだ。

同社のレポートではより詳しい対策や、二日酔いを防ぐ上で役立つ栄養素などが紹介されている。いちばんの対策は「過度の飲酒をしないこと」だが、それに加えて正しい知識を身につけておくことも必要だろう。忘年会、新年会、歓送迎会を迎えるこれからのシーズン。本調査結果を自身はもちろん、社内全体で参考にしたい。