6割超が「業務過多」を実感、タスク管理のツール「ふせん」が約7割 カウネット調査
株式会社カウネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮澤典友)は、コミュニティサイト「カウネットモニカ」会員990名を対象に「業務管理と『ふせん』の活用方法」について調査を実施。日々の業務における情報整理やタスク管理の課題、デジタル・アナログツールの活用実態、ふせんの使い方や目的別の使い分け方などについて、回答結果をまとめて公開した。
調査概要
調査テーマ:「業務管理と『ふせん』の活用方法」
調査期間:2025年10月9日~10月15日
調査対象:「カウネットモニカ」会員の中から全国の男女合計990名
調査方法:インターネット調査
出典元:6割超が業務過多を実感!DX時代もタスク管理は「ふせん」が約7割で圧倒的多数(株式会社カウネット)
6割超が業務過多を実感 タスク管理に「ふせん」活用は約7割
本調査ではまずはじめに、日々の仕事において業務量や情報量が多いと感じることはあるかを質問。「ある(22.2%)」「時々ある(44.8%)」と、合わせて6割超が業務過多を感じていることが明らかになった。そうした中、業務量や情報の「整理」が生産性向上につながると感じている人は85.3%を占めた。
続いて、仕事のタスクや情報管理における課題を質問。「やるべきことの抜け漏れが発生すること(47.3%)」「過去の情報を探すのに時間がかかること(37.4%)」「優先順位付けが難しいこと(33.8%)」「情報が様々な場所に散在してしまうこと(33.6%)」が上位を占めた。
タスクや情報の管理ツールの最多は「ふせん」
さらに本調査では、仕事のタスクや情報を整理・管理する際に利用しているデジタル・アナログツールについて質問。その結果「ふせん(68.6%)」が最多に。2位以下の「ノート(36.2%)」「PCのメモアプリ(31.0%)」などと大きく差をつけた。
ふせんを用いてタスクや情報を整理・管理する理由としては「手軽に素早くメモしたい(73.8%)」という回答が最多だった。
まとめ
業務過多を実感する人が6割を超える中で、タスク管理において「やるべきことの抜け漏れ」を課題とする人が多いことが可視化された本調査。タスクや情報の整理には「ふせん」を使う人が最も多く、デジタルツールを挙げる人の割合と大きな差がみられた。
バッテリー切れの心配もなく、手軽に素早く使える「ふせん」。アイディア出しや情報の整理などさまざまな用途に活用できることは「ふせん」のメリットだ。一方で、「共有の手間がかかる」「紛失する可能性」といった側面もある。
人手不足や業務過多といった構造的な課題が大きい今の時代。個人のスキルとしては、デジタルとアナログ、それぞれのメリット・デメリット理解して使い分け、効率化を図っていくことが求められているといえる。













