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ミドルキャリア最大の壁「知識・スキルの不安」 ALL DIFFERENT調査

2026.01.09

ALL DIFFERENT株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役社長:眞﨑大輔)および「人と組織の未来創り®︎」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所®︎は、中堅社員800人を対象に意識調査を実施。中堅社員の不安(壁)や悩みについての分析結果を公表した。

調査概要

調査対象者:社会人5年目以上15年未満かつ管理職未満の社会人
調査時期:2025年10月6~7日
調査方法:調査会社によるインターネット調査
出典元:【中堅社員の意識調査(ミドルキャリアの「壁」編)】中堅社員の最大の壁は知識・スキルの不安……不安感じる4人に1人が乗り越えられず| お知らせ |組織開発・人材育成(ALL DIFFERENT株式会社)
※本レポートでは、社会人5年目以上15年未満、役職に就いていない社員を中堅社員と定義し「ミドルキャリア」とも記載する。

約7割が「スペシャリスト志向」を持つも、同時に知識・スキルへの不安

約7割が「スペシャリスト志向」を持つも、同時に知識・スキルへの不安

キャリアの志向別では「スペシャリストとして専門領域を極めたい」とするミドルキャリアのうち、70.7%が知識・スキルの不安を感じることがあると回答した。他のキャリア志向の回答者と比べて、最も高い結果だという。さらに「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」と回答した層では、56.2%と半数以上が知識・スキルへの不安を挙げている。

さらに、知識・スキルの不安を感じるミドルキャリアに、その状況を乗り越えられた要因をたずねた項目では「我慢・忍耐(25.9%)」との回答が最多となった。一方で「まだ乗り越えられていない(25.7%)」と、約4人に1人が知識・スキルの壁を乗り越えられていない状況にあることが明らかになった。

「知識・スキルの不安」がミドルキャリア最大の壁

「知識・スキルの不安」がミドルキャリア最大の壁

本調査ではまずはじめに、ミドルキャリアは現在どのようなことに困難や不安(壁)を感じているか分析するため仕事や上司、キャリアや自分の成長など9つの項目について質問。その結果、ミドルキャリアが最も「壁」を感じていることは「自分の知識・スキルに不安を感じることがある(42.9%)」が最多となった。次いで「仕事の量が多いと感じることがある(38.8%)」「精神的に追い詰められたことがある(36.3%)」が挙げられた。

続いて、知識・スキルの不安と転職意向の関係性を分析。その結果、転職意向がないミドルキャリアのうち、知識・スキルの不安を感じることがあると回答した割合は37.2%。転職意向があるミドルキャリアでは58.5%だった。

まとめ

自身の知識やスキルに対して、不安を抱く中堅社員が多くいることが明らかになった。解決策のトップには「我慢・忍耐」が挙げられ、4人に1人はその壁を乗り越えられていないと感じていることから、不安の解消に向けた組織的・体系的なサポートの必要性がうかがえる。

転職意向やキャリアの志向によって、知識やスキルへの不安の感じ方に差がみられている。とはいえ、キャリアの停滞や離職を防ぐ上でも、サポート体制の構築は不可欠だろう。中堅社員の柔軟な活躍を後押しする、環境や仕組みの整備の参考にしたい。