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リスキリング「施策実施率」初の5割超 パーソルイノベーション調査

2026.01.15

パーソルイノベーション株式会社 Reskilling Camp Company(本社:東京都港区、Reskilling Camp Company代表:柿内秀賢)が展開する、リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』にて、12回目となる所属企業の「リスキリング施策」に関する定点調査が実施された。

※本調査でいうリスキリングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
調査対象:全国の企業にお勤めの方
調査期間:2025年11月11日~2025年11月12日
対象人数:661人
出典元:リスキリング調査レポート~企業のリスキリング動向と2026年度の方向性~2025年12月版(パーソルイノベーション株式会社 Reskilling Camp Company)

所属企業のリスキリング施策実施割合が初の5割超 業種別トップは製造業

所属企業のリスキリング施策実施割合が初の5割超 業種別トップは製造業

本調査ではまずはじめに所属企業における直近1年のリスキリング施策の実施状況について質問。その結果「実施した」との回答が52.6%、前年(41.8%)を10.8pt上回り、初めて5割を超えた。

企業規模別でみると「大企業・大企業グループ会社:65.5%」は前年調査(63.0%)から2.5pt上昇。「中小・スタートアップ企業」では、前年は合算で31.9%だったのに対し、今回の調査では区分を分けて集計した結果「中小企業:44.6%」「スタートアップ企業:42.9%」と、いずれも4割を超えた。

業種別の集計結果によると「実施した」との回答割合が最も高かったのは「製造業:69.3%」で、前年(55.8%)から13.5ptの上昇がみられた。さらに、ミドルシニア層(40代以上)のリスキリング実施率は、年代が上がるにつれて低下する傾向にあることが判明。一方で、40代では実施率が高く、女性は79.4%、男性は54.0%が「実施している」と回答したという。

2026年度 大企業では積極的に投資を拡大

2026年度 大企業では積極的に投資を拡大

2026年度のリスキリング実施計画については、全体の49.0%が「実施する」と回答している。また、今後1年間のリスキリングへの投資(時間・費用など)について「大幅に増やす」「やや増やす」と回答した企業は77.2% と、全体の7割を超えた。

企業規模別に回答割合をみると「大企業・大企業グループ会社」では「大幅に増やす(32.9%)」「やや増やす(40.1%)」と、積極的に投資を拡大する姿勢が顕著となっている。一方で「中小企業」では「やや増やす(71.5%)」が最多となり「大幅に増やす(12.3%)」は1割程度にとどまっている。「スタートアップ企業」では「現状と同程度に維持する(28.6%)」が一定割合を占める一方「やや増やす(57.1%)」「大幅に増やす(7.1%)」と、事業フェーズや人員構成に応じて投資判断が分かれている様子がみられた。

まとめ

リスキリング実施割合は初めて5割を超え、2026年度に投資拡大を予定する企業が7割を超えるなど、リスキリング施策が定着しつつあることがうかがえる調査結果となった。企業規模や事業特性に応じて、適切な施策の設計と推進に取り組んでいきたい。