「リファラル採用」経験者は約半数 僕と私と調査
僕と私と株式会社は、日本のキャリアSNSおよびネットワークリクルーティングサービス「YOUTRUST」のシンクタンク「次世代キャリア研究所」を開発・運営する株式会社YOUTRUSTと共同で、Z世代・Y世代を対象に「転職活動とつながり」に関する意識調査を実施。20代〜30代のZ世代、Y世代の転職経験者を対象に、転職の理由や手段に加え、知人からの紹介が応募判断にどの程度影響しているのかを分析した。
※本調査ではZ世代=20代、Y世代=30代と定義
調査概要
調査名:Z世代・Y世代に聞いた!転職活動とつながりに関する意識調査
対象条件:大卒/大学院卒の会社員で、直近5年以内に転職活動をしたことがある または 現在転職活動をしているZ世代(20~29歳)・Y世代(30~39歳)
調査期間:2025年11月5~8日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:500人(Z世代:250人、Y世代:250人)
出典元:若者の早期離職を防ぐヒントは“リファラル採用”にあり?「転職活動とつながり」に関する意識調査を実施(僕と私と株式会社)
直近で転職を考えたきっかけ Z世代では「人間関係」が2番目に
本調査ではまずはじめに、直近で転職を考えたきっかけについて質問。その結果「給与への不満(26.6%)」「人間関係(20.4%)」「業務量・労働時間(19.6%)」「福利厚生(19.0%)」「将来性(19.0%)」など、働く環境に関する項目が上位に挙がった。
同社は本設問において「人間関係」の順位に注目。全体では2番目に選ばれた項目である一方、Y世代では順位が下がり、男性で4番目、女性では7番目となった。一方でZ世代では、男女ともに2番目となり若年層ほど、人間関係の悩みが転職意向に影響しやすい傾向にあることが可視化された。
転職手段「求人サイト」が主流 「知り合いが働く企業への転職」については?
次に本調査では「直近の転職時に最も利用した手段」について質問。Z・Y世代を問わず「求人サイト」が最多となった。特にZ世代女性では過半数を超えており、広く利用されている様子がみられている。
一方で「リファラル」との回答割合は全体として大きくはないものの、人との関係をきっかけに行動したという点で「SNS」も合わせると、1割以上が“人を介した転職手段”を選んでいることも判明した。
続いて本調査では「知り合いがいる会社で働きたいか」と質問したところ、世代・性別を問わず「非常にそう思う」「ややそう思う」が全体の約半数を占めた。特にY世代男性(51.2%)が高い割合を示しており、Z世代男性(47.2%)やZ世代女性(45.6%)Y世代女性(41.6%)は4割代にとどまっている。
リファラル採用の魅力とイメージ
さらに本調査では「知り合いが働く企業で働きたい」と答えた人にその理由を質問。「安心できる」「早く職場になじめそう」「仲間と一緒で心強い」など、新しい環境にスムーズに馴染めることに関わる回答が上位に挙がった。
「リファラル採用」の経験については「自分が知人を誘った経験」「知人から誘われた経験」のいずれも全体の約半数となり、一定の割合がリファラル採用を経験していることが判明。世代別・性別で見ると、男性のほうが経験率が高い傾向があり、特にZ世代男性では「誘われた経験」がY世代男性と同程度の結果であった。一方で女性は、Z世代のほうが「応募まで進んだ」と回答した人がやや多い傾向が見られている。
実際にリファラル応募を経験した人からは、その理由として「紹介者に信頼があった」が最多となった。「リファラル採用に対して抱くイメージ」については「転職がスムーズ」「入社前にリアルな情報が得られる」「自分に合った職場に出会えそう」といったポジティブな声が多く挙がっている。一方で「断られた際に気まずい」「転職・退社しづらい」といったネガティブな声も一定数寄せられている。
まとめ
リファラル採用は現在の転職方法の主流ではないものの、前向きに捉えている人が多い様子がみられた。経験者数も決して少なくはない状況であり、今後さらなる広がりを見せる可能性は高いだろう。
一方で心理的ハードルからネガティブな印象を抱いている人も一定数みられた。同社は「リファラルのメリットを活かしつつも、それ以外の接点で自社への理解を深めてもらう取り組みが重要」と解説している。
ミスマッチの抑止や早期離職防止としても注目されているリファラル採用。人材獲得・定着に向けて、今後の採用活動を検討に本調査結果を参考にしたい。












