従業員の「会社への不満投稿」2025年は過去3年で最多 アラームボックス調査
アラームボックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:武田浩和)は、2023年1月1日から2025年12月31日の期間に収集された、累計7187社・25109件のネット上に投稿された会社への悪評から、不満が高まる時期や内容を分析した。
調査概要
調査期間:2023年1月1日〜2025年12月31日
対象企業:アラームボックスでモニタリングしていた企業のうち、累計7187社
対象データ:インターネット上に投稿された口コミのうち、アラームボックスが「従業員による不満投稿」と分類したもの
出典元:2025年に従業員が投稿した会社への不満投稿は過去3年で最多(アラームボックス株式会社)
従業員の「不満投稿」の月別推移と傾向
本調査では、2023年から2025年までの月別推移を比較。投稿件数は月ごとに増減が見られ、3年平均では「6月」「10月」「11月」が高い水準を示した。一方、2月および12月は3年平均でも件数が少なく、年間を通じて時期によって投稿量に差が生じている。
また、2025年は年間を通じて件数水準が高く、「6月:1189件」「7月:1082件」「10月:1061件」など、複数の月で過去3年間の中で最も多い件数を記録。同社は、「2025年は社員投稿が相対的に多く観測された」と報告している。
2025年の不満投稿、新年度開始直後から高い状態で推移
次に、件数を不満投稿が確認された企業数で割った「1社あたりの不満投稿件数」を3年平均で比較。件数の多い月とおおむね同様に、6月を中心に1社あたりの投稿量が高まる傾向が見られている。
なお、2025年の推移を見ると、4月時点においても1社あたりの不満投稿件数が過去2年と比べて高い水準にあったことがわかる。同社によれば、年度初期は比較的投稿量が落ち着く傾向もあるという。しかし、2025年は新年度開始直後の段階から、投稿密度が高い状態で推移していた。
さらに、2025年の1社あたり件数は年平均で約1.84件と、2024年(約1.70件)、2023年(約1.55件)を上回っており、過去3年間の中で最も高い水準に。2025年は投稿が確認された企業群において、社員から複数の不満が表出しやすい状態であったと考えられる。
まとめ
「従業員の不満投稿」が2025年が多かったことが、明らかになった本調査。同社はこの要因のひとつとして、賃上げの動きが一巡したことで、賃金以外の要素に目が向きやすくなったことがあると推察している。
また、不満投稿の件数は月ごとに増減がみられ、3年平均では6月、10月、11月が高い水準を示している。これについて、同社は職場環境や制度の変化、祝日の日数、人事評価や期の切り替わりなどが影響している可能性を指摘している。
インターネットでの従業員の発信は、採用活動を含め企業イメージへの影響などが懸念される。従業員が抱いてる不満を上司や人事が把握するよりも前に、全世界に発信されることがないよう対策を講じたい。











