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「経営課題の解決」経営者の8割超が「外部知見」に効果を実感 フォーバル調査

2026.02.06

フォーバル GDXリサーチ研究所(本社:東京都渋谷区、所長:平良学)は、中小企業を対象にした「2025年度第3回 中小企業経営実態調査」を実施。中小企業の次世代経営への対応戦略として「経営」「経営力」「採用」の課題や取り組み、その効果などをレポートにまとめ公開している。今回はその中から「経営力」に関するレポートを抜粋して紹介する。

調査概要

調査主体:フォーバル GDXリサーチ研究所
調査期間:2025年11月11日~2025年12月12日
調査対象者:全国の中小企業経営者
調査方法:ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
有効回答数:1570人
出典元:中小企業の次世代経営への対応戦略<1>​~「経営」,「経営力」,「採用」の課題・取り組み・効果~(フォーバル GDXリサーチ研究所)

約8割の経営者が「経営力」に課題感

約8割の経営者が「経営力」に課題感

本調査では、経営者自身の経営力について課題を感じているかを質問。「非常に課題を感じている(30.4%)」と「ある程度課題を感じている(48.7%)」を合わせて、約8割の経営者が自身の経営力に課題を感じていると回答した。

解決のための取り組みを「実施していない」は約2割

解決のための取り組みを「実施していない」は約2割

経営力の課題解決のための具体的な取り組みについては「専門家やコンサルタントに定期的に相談する(44.2%)」が最多に。次いで「セミナーや研修に参加し、外部から学ぶ(36.6%)」「異業種交流会に参加し、人脈を広げる(32.8%)」など、外部との交流や勉強会を通じて学ぶ行動が上位を占めた。一方で「関連書籍や専門誌を読み、独学で学ぶ(27.2%)」という、個人で完結させる取り組みは約3割だった。

さらに、それぞれの取り組みの効果について質問。「取り組み」の上位に挙がった「関連書籍や専門誌を読み、独学で学ぶ」「セミナーや研修に参加し、外部から学ぶ」「異業種交流会に参加し、人脈を広げる」は、いずれも「非常に効果があった」「ある程度効果があった」を合わせると、約8割を占めた。中でも「専門家やコンサルタントに定期的に相談する」は約85%と、他の取り組みよりもやや高い結果だった。

一方、経営力に課題を感じているものの、取り組みをしていない、取り組めていないと回答した企業は約2割だった。その理由は「時間的な余裕がない(56.2%)」「他の業務が優先されている(41.4%)」という結果だった。

まとめ

多くの経営者は自らの経験や独学だけに頼らず、外部の専門家や他者との対話を通じて視野を広げ、意思決定の質を高めようとしている様子がうかがえる。効果を実感しているという回答も、8割にのぼる。

その一方で、時間に起因する要因が影響し、解決に向けた取り組みを実行できていないという経営者も一定数存在している。こうした状況を受け同社は、「経営力の向上に向けて経営層の負荷を軽減し、時間を持てる体制を組織全体で整備していくことが重要だ」と指摘。バックオフィスでどのように経営層を支えていくか、戦略的部門としての動きがより一層求められているといえるだろう。