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転職理由「給与が低い・昇給が見込めない」5年連続TOP パーソルキャリア調査

2026.02.25

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:桜井貴史)は、2024年7月~2025年6月の1年間に転職した人のデータを元に、転職理由について調査を実施した。

調査概要

対象者:20~59歳の男女
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)
実施期間:2025年8月1日~8月8日
有効回答数:978件
出典元:転職理由ランキング【最新版】(パーソルキャリア株式会社)
※ウエイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

転職理由ランキング「給与が低い・昇給が見込めない」36.6%

転職理由ランキング「給与が低い・昇給が見込めない」36.6%

同社の報告によると、転職理由ランキング【2025年版】で1位となったのは「給与が低い・昇給が見込めない(36.6%)」で、5年連続で1位に。次いで「労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)(26.3%)」「個人の成果で評価されない(22.8%)」が続いている。

さらに、年代別で「個人の成果で評価されない」がTOP10に入っているのは20代のみ、かつ前回の10位圏外から2位にランクインしたことが判明。同社は「初任給引き上げやベースアップなどで給与水準が上がった一方で、個人の成果が給与に十分反映されていないと感じる人が増えた」と推察。これが「『個人の成果で評価されない』の順位を押し上げた要因のひとつと考えられます」とコメントしている。

世代で異なる「転職理由」

世代で異なる「転職理由」

20代の1位は他の年代と唯一異なり「労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある)(44.6%)」が挙げられている。コロナ禍で学生時代や社会人生活をスタートした人が多い世代ということもあり、「ワーク・ライフ・バランスを重視する傾向が強まったことがひとつの要因」と同社は分析している。

30代では2位の「尊敬できる人がいない(23.0%)」が、前回9位から大きく順位を上げた。40代では2位の「社内の雰囲気が悪い(32.1%)」が前回3位から、3位の「尊敬できる人がいない(28.4%)」が前回7位から順位を上げる結果となった。

50代では6位の「倒産/リストラ/契約期間の満了(会社都合での雇用終了)(20.3%)」が、前回の10位圏外からランクインした。

まとめ

給与面や労働時間、評価制度に対する不満が転職の主な理由となっていることが明らかになった。給与面については5年連続で1位となっており、採用戦略において重要なポイントであることに変わりがないことが確認された。

また、3位にランクインした「評価への不満」は、昨年から大きく順位を上げている点にも、注目したい。賃上げの実施はもちろん、「納得感のある評価制度」になっているかが求められているといえるだろう。

転職を決めるきっかけや理由は人それぞれだが、その決意に至る背景に複合的な理由があると考えられる。定着率や満足度の向上に向けて、多角的な視点で制度を整えていきたい。