女性の理想「引退年齢」70歳以上が4割超、平均は66歳 しゅふJOB総研調査
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を調査する「しゅふJOB総研(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス)」は、就労志向の女性を対象に「年齢と仕事」に関するアンケート調査を実施した。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:191名 ※女性のみ
調査実施日:2026年7月16日~2026年7月31日
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
調査主体:しゅふJOB総研
出典元:仕事の引退年齢について、女性の理想「70歳以上」40.3%(しゅふJOB総研/株式会社ビースタイル ホールディングス)
就活で年齢による不利益を感じた女性は79.5%
本調査ではまずはじめに、就職活動をした際、年齢によって不利益を感じた経験があるかを質問。その結果79.5%が「ある」と回答した。
レポートによれば、フリーコメントでも「年齢が高いことを理由に選考で落とされた」「年齢だけで判断されることに疑問を感じる」といった声が寄せられている。「年齢不問」と記載された求人でも、年齢を理由に不採用になったと感じた経験や「年齢に関わらず働けるうちは働きたい」という声もみられた。
理想の引退年齢「70歳以上」が40.3%
続いて、仕事から引退するとした場合の理想の年齢についてたずねる項目では「70歳以上」と回答した人が40.3%に。全体の理想の引退年齢の平均は66.0歳だった。
年齢による不利益を感じた経験の有無で比較すると「年齢が高くて不利益を感じたことがある」人の理想の引退年齢は平均66.7歳だった。対して「年齢で不利益を感じたことはない」人は64.6歳。就職活動で年齢による不利益を感じた経験がある人のほうが、理想とする引退年齢が高い結果となった。
また、フリーコメントでは、年齢によって仕事の選択肢が減ることへの戸惑いや、年齢だけを理由に面接・採用の機会を得られないことへの意見がみられている。一方で「経験を活かして社会や周囲に貢献し続けたい」「元気でいるうちは仕事をしたい」など、年齢を重ねても就労を続けたいという声が挙がっている。
まとめ
今回の調査では、年齢を重ねても働き続けたい女性が一定数いる一方、就職活動では年齢による不利益を感じる人が多いというギャップが可視化された。年齢による不利益を感じた経験がある人は79.5%に上り、その人たちの理想の引退年齢は平均66.7歳と、不利益を感じたことがない人の64.6歳を上回っている。
これからの時代、企業には年齢だけで就業機会を狭めないことに加え、入社後も年齢ではなく経験や能力、意欲を生かせる仕事を担えるようにすることが重要となっている、といえるだろう。
本人が希望する限り働き続けられるよう、仕事の選択肢や役割を設けるなど、年齢を理由に一律に活躍機会を狭めないことも定着につながると考えられる。適性や能力があれば、年齢に関係なく働き続けられる環境づくりを進めていきたい。










