正社員の約6割「メンタル不調を経験」相談環境に課題 レバレジーズ調査
レバレジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表者:岩槻知秀)が運営する福利厚生サービス「レバクリ 職場の健康」は、企業で働く20代から50代の正社員516名を対象に「働く人が抱える悩みに関する実態調査」を実施した。調査では、メンタル不調の経験者が約6割に上る一方、不調時に職場へ相談できる環境がないと感じる人も6割以上となった。
調査概要
調査名:働く人が抱える悩みに関する実態調査
調査期間:2026年7月4日~7月7日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバレジーズ株式会社
実査委託先:株式会社マクロミル
調査対象:企業で働く20代から50代の正社員
有効回答数:516名
出典元:メンタル不調時、約6割の正社員が職場に相談できないと回答(レバレジーズ株式会社)
57.6%がメンタル不調を経験も「特に何もしない」が31.0%
本調査では、メンタル不調の経験について「ある」と回答した人は57.6%に。年代別では20代が67.4%と最も高く、年代が上がるにつれて経験者の割合は低くなったという。
また、メンタル不調時に取った行動では「特に何もしない(31.0%)」が最多だった。次いで「医療機関の受診(30.0%)」「趣味や休息などのセルフケアで様子見(29.0%)」「家族や友人に相談(28.3%)」が続いている。
医療機関や周囲への相談だけでなく、様子を見ながら自身で対処する人も一定数いることがわかった。
6割以上が「すぐに相談できる環境はない」と回答
続いて、自身がメンタル不調を感じた際、現在の職場にすぐ相談できる環境があると思うかを質問。その結果「ある(8.9%)」「どちらかというとある(30.0%)」を合わせても約4割にとどまり、6割以上が「すぐに相談できる環境はない」と回答した。
相談できると回答した人からは「職場の同僚と何でも話せる関係だから(39.3%)」「上司が日頃から気にかけてくれるため(37.3%)」といった回答が挙がった。一方、相談できないと回答した人からの声は「上司や人事に相談しにくい雰囲気があるから(37.8%)」「人手不足で職場全体が常に忙しいため(32.4%)」が目立った。
まとめ
メンタル不調を経験した人が一定数いる一方、職場に相談しにくいと感じる人も多いことが明らかになった。相談をためらう背景には、相談しにくい雰囲気や職場の忙しさがあるようだ。
こうした調査結果から、働く人の健康支援では「不調になった後の対応」だけでなく、本人が不調を感じた段階で相談につながれる環境を整えることが課題になっていると読み取れる。
相談窓口の設置はもちろん、日常的に上司や同僚へ相談しやすい関係性や、必要に応じて専門家につながれる環境を整えることが重要となるだろう。従業員の健康を守るためにも、早い段階で声を上げられる職場環境をつくっていきたい。










