「出世引越し請負人」の文字 放想氏が目指す「人と笑顔を育てる会社」とは?【アップル引越センター 文字 放想 氏 インタビュー記事】
「出世引越し」がベンチャー企業の間で噂になっているのをご存知だろうか。この「出世引越し」を利用した企業の中には一部上場し、目覚ましい成長を遂げている会社も多い。
引越しベンチャー企業「アップル引越センター」が選ばれる理由とは何なのか。「出世引越し請負人」でもある代表取締役の文字 放想(もんじ ゆきお)氏に話を伺った。
引越し会社のネガティブな イメージを払拭したかった
「引越しに対してのイメージって、キツイ、休みも不定期、給料も安い、クレームが多いなど、残念ながらネガティブなものが多いんです。実際にはそんなことはないのですが、そう思われがちなのはなぜなのかと考えた時に、"環境"だと思ったんです」(文字氏)
アップル引越センターを率いる文字氏が、引越しの仕事と出会ったのは14歳。現場スタッフとして何社もの引越し会社で経験を積みながら弱冠18歳で引越事業部を任され、2年でゼロから年商2・5億にまで育てた経験を持つ。それだけの実力を持ちながら、当時勤めた会社では、家族を養うための十分な収入は手に入らなかった。稼ぐためには、ノウハウがある引越しで独立するしかないと考え、2006年5月に株式会社アップル(アップル引越センター)を設立。中古トラック1台からのスタートだった。
「先ほど"環境"と言いましたが、身一つで誰でもできると思われがちな引越しは、ネガティブなイメージと相まって、お金を稼ぐためだけに取り組む人も多い。そうではなく、"仕事は人生を豊かにするツールだ"ということを意識してもらうようにしたんです。つまり、お金という視点だけではなく、お金以外にも視点を持ってもらうということ。それは、仲間なのかもしれないし、ありがとうという言葉なのかもしれないし、成長や挑戦なのかもしれない。人それぞれです。確かに研究者や教授などと違って、引越しは誰でもできるかもしれません。ただ、誰にでもできるからこそ、実は奥が深いんです」(文字氏)
成長ベンチャー企業は "同じにおい"をかぎつける。だから選ばれる
こんな文字氏の思いに賛同し、アップル引越センターのお得意様となったのが、株式会社サーキュレーション。実働支援型コンサルティングで急成長を遂げているベンチャー企業だ。同社の代表取締役 久保田 雅俊氏はこう語る。
「実は、ベンチャー企業向けの引越し会社の中で、コーポレート・アイデンティティがしっかりしている企業はあまりありません。やっつけ感がある企業が多いなか、僕らと同じように、"成長する未来"を志向して事業活動をしていることが、最終的にアップルさんに依頼した理由です。初めての引越し以降、順調に成長を遂げ業容が拡大していく中で、2回・3回と引越していますが、すべてお願いしています。会社を成長させるということに意識が向いている企業だからこそ、接客、値段、ブランディングもきちんとしていると感じました」(久保田氏)
久保田氏が話すように、アップル引越センターではブランディングにも力を入れている。
「小さな引越し会社ですと、バラバラの作業着で仕事をするところも少なくないですが、弊社ではしっかりとロゴを作り、ユニフォームもきちんとそろえています。これは会社を大きくしていく上では基礎中の基礎。ただし、一番重要なブランディングの要素はスタッフですね。ベンチャー企業というのは、決して規模が大きくないので、お客様が考える『どう動いてほしいか』に応えることが大事だと思うんです。僕らはそういった気持ちを酌みとって行動ができる。だって僕らはありがとうを言われたら嬉しいし、お客様は気持ちを酌みとってもらえたら嬉しい。Winwinですよね。そういった部分は同じベンチャー企業の視点から、よく見なくなっていった部分を埋めていきたいと思っています。それが僕の存在意義だと思っていますし、これができれば、会社は勝手に大きくなっていくのではないでしょうか」
出世引越し請負人・文字 放想の志は、業界を超えて価値観を変える大きな力で周りを引き付けていた。てもらえているのかなと手ごたえを感じています」(文字氏)
どう売るか、どう値段や付加価値を付けるかというベンチャー企業の核となる部分に対して、志が高く同じ視点で見られることで、成長ベンチャーは文字氏の考え方に、ひいてはアップル引越センターに引き寄せられているようだ。
大手との差別化はやはり"人"だった
「引越し業界自体が実はまだ50年ほどと決して長いわけではなく、成り立ちとしては『運送業者が片手間でやる仕事』という認識でした。運送業者の"運べばいい"という意識が根底にあったので、価格競争に陥りやいのです。スタッフも使い捨て、キツイから若いうちしかできない、などというイメージが染みついたのではないでしょうか。ネットが普及する前は、引越しはクレーム産業だと言われていました。もう二度と会わない相手ですから、多少のクレームは蹴るように言われて。リピーターという概念もなかったでしょう。時代は変わりました。スタッフは使い捨てではないですし、運べばいいだけではない。いまだに多くの引越し会社の売り上げ評価は歩合制ですが、弊社は個人スタッフ単位でお客様の声による評価制を取り入れています。そもそも同じ労力で働いても、その仕事の単価が違えばもらえる値段が変わる。そんなのはおかしな話です。自分には楽で単価が高い仕事をください、となりませんか? 歩合という目先のお金での評価ではなく、スタッフの人間性を踏まえた長期的な評価方法をとっています。お客様の声のデータをとり、月ごとに優秀なスタッフを社内に周知したり。お客様の評価が会社の評価。この部分は大手の引越し会社とは大きく違うと自負しています」
徹底的に"人"を大切にする文字氏だが、目指すところはどこなのか。
「"やりたいことは形ではなく、中身である"。自分がどうしたいかの主体性を持って、そこに価値や魅力を感じさせる人づくりこそが、僕が目指す未来です。もちろんその価値や魅力を外に見つけたらそれにチャレンジした方がいい。大手さんのような会社を目指そうとは思ったことはありません。どれだけ稼げても、面と向かってありがとうと言われる仕事は少なくなっていると思いませんか?会社を大きくしようと躍起になって人を育てるということを疎かにはしたくない。大手さんが大きくなり過ぎたことでできなくなっていった部分を埋めていきたいと思っています。それが僕の存在意義だと思っていますし、これができれば、会社は勝手に大きくなっていくのではないでしょうか」
出世引越し請負人・文字 放想の志は、業界を超えて価値観を変える大きな力で周りを引き付けていた。
「アップル引越センター」3つのポイント
1. ベンチャー企業の引越しを得意としている
2. 顧客満足度が非常に高く、価格も安い
3. 従業員の転勤引越しにも利用できる
お問い合わせ先情報
株式会社アップル【アップル引越センター】
電話番号 :03-5614-5670
問い合わせ先 :https://www.apple-hikkoshi.co.jp/contact
対応時間 :平日 9:00~18:00
ホームページ :https://www.apple-hikkoshi.co.jp/
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